買ってしまった「天才」を
やっぱり買ってしまったか。
何年前だろうか。私が石原慎太郎さんの「天才」とであったのは。
本屋へ行った際の買う本の選び方は人それぞれあるだろう。本屋へ行く以前にネットで購入してしまう人もいることだろう。
しかし私は本屋へ行く。それも徒歩で。
何故ならば買った本を読みながら帰宅できるから。
あれは最高の時間だ。
よく「歩きスマホは危険だからダメ」と聞く。しかし、「歩き本」なら許してくれるのではないか、と私は考えている。
さて、私の本の選び方を紹介しよう。主に3つある。
①題名と目が合う
②友からの紹介
③表紙に一目惚れ
①題名と目が合う
私はよく、「ここからここまでの棚におかれてある全ての本の題名には目を通そう」と意気込み実行している。すると、いくつかの本に対し恋に落ちるのだ。
・・・いくつかの本なので、浮気だな・・・
と思いつつ。
②友からの紹介
これはあなたにも経験があるのではなかろうか。「この本面白いぜ!」と。
③表紙に一目惚れ
中身の文章を味見していないのに即決してしまう。
今回の「天才」は③の表紙に一目惚れに当てはまる。
なかなかないぞ、あの表紙は。
髭をハサミで切っているシーンが表紙の本なんか。
魂が震えたあの瞬間、今でも頭に染み付いている。
他にも本の選び方が沢山あるだろう。
買う本を求めて本屋へ行くだけでなく、本の選び方のインスピレーションを得るために本屋へ行くのも悪くないかもしれない。
友よ、これからは本ではなく、本の選び方を紹介してほしい。
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