見出し画像

【#32】本を100冊読むと、何が起きるのか?

前回の記事でも書きましたが、成功している人の特徴は、
本をたくさん読んでいる
ことだと思った僕は、本をたくさん読むという目標を掲げることにしました。

▼前回の記事は、コチラ

社会人になるまでは、本を合計で10冊くらいしか読んでいなかったので、
本を読んでいる人に憧れはあったものの、
一部の人しか本を読むことはできないんだろうなぁと、
一つの才能のように思っていました。

そんな僕が100冊読んだことで、
どのような変化があったのか、
そして本を読むことの意味とは何なのかについて、
僕が知ったことをまとめようと思います。

これから本を読もうと思っている方、
本を読むなんて自分には到底できないと思っている方、
本を読んでいるけどいまいち意味がわからないという方、
そんな方達にとって、参考になるような記事になれば幸いです。

本を1冊読んだだけでは、点でしかない

おすすめの本を読んでも、何だかピンとこないときには、
その本単体ではあまり意味がないかもしれません。

というのも、1冊の本というのは、
いわば点でしかないからです。

例えば、おすすめの映画を知りたいときに、
誰か一人の意見だけだったら、
すごく偏った意見になりますよね?

もちろん、その人が年間500本くらい映画を観ている
映画オタクだったら、
おすすめの1本はすごく面白い映画かもしれません。
ですが、年に数本しか観ない人からのおすすめだったら、
満足できるかはすごく怪しいです><

それと同じで、
本1冊はあくまで1つの意見でしかありません。
作者や編集の方など、たくさんの人が関わっているとはいえ、
1冊で人生が変わるかと言われると、奇跡のような確率だと思います。

本を読み始めたばかりだと、
今読んでいる本がそもそも自分に合うのか、
今欲しい知識がそこにあるのか、
判断がなかなかできませんよね。

本を読み慣れてくると、
自分の欲しい情報をどの本から手に入れればいいか、
という、本を選ぶ精度が高くなります。
そして、1冊に決めるのではなく、
複数の本を買って一番良い本を熟読する、という読み方ができるようになります。

別の言い方をすると、
1冊1冊の扱いは雑になります。
まるでテレビのザッピングをするように、
面白そうな情報が見つかるまでは、
軽く探す程度でOKです。

100冊を読んだ感想として、
面白かった本は10冊くらいしかありませんでした。
ということは、10冊読んでも面白い本は1冊、という確率です。

映画でも同じですよね。
自分の好きな映画に出会うには、とにかく数をこなすしかありません。

ここで皆さんに伝えたいのは、
1冊の本を、もっと気軽に読もう(雑に扱おう)
ということです。

その本が自分にとって貴重かどうかは、
読んだ後に判断すれば大丈夫です。

ここで、1冊だけ本を紹介しようと思います。
「任天堂”驚き”を生む方程式」
という本です。

この本は、任天堂の歴史とともに、どのような戦略が行われていたのか、また重要人物の深掘りをしている、いわば任天堂のファンブックのような本です。

僕の子供のころは、ゲームボーイやニンテンドー64など、任天堂の商品の思い出がいっぱいでした。
友達と遊んだときには、いつも任天堂が関わっていたように思います。
そんな思い出の商品を作っていた人たちの記録を知ることは、まるでふるさとに帰ってきたような何とも感慨深い気持ちになります。
ビジネスとして何かを得ようとするのではなく、昔のアルバムを開いているように読むことができます。
おそらく、1990年代に生まれた方は、同じような気持ちになるかもしれません。

この本を読むきっかけは、
「任天堂のゲームが好きだから、まだ読みやすいかなぁ」
と考えたからでした。

自分によってすでに馴染みのある知識であれば、
知っていることを深掘りできるので、
初心者の方でも楽しんで読むことができると思います。

ゲームやアニメ、映画、ドラマ、旅行、食事、などなど、
自分の趣味に関する本から入ることで、
読書体験が身近に感じられると思います🎵

本を探すときは、専門店を探すように

例えば、運動するときにはスポーツ専門店に行きますし、
薬を探しているときは、ドラッグストアい行きます。

同じように、本を探す時も、
ジャンルで大きく探すのは有効です。

例えば、本をどうすれば読めるようになるのかわからないときには、
読書論
というジャンルで本を探すことで、たくさんの本を見つけることができます。

読書論の本を数冊まずは読んでみて、その中から引用元になっている本を辿っていくことで、より内容が深い本を辿っていくことができます。
まるで人伝いにどんどんすごい人に辿るように、本もランクがあり、読めば読むほど奥深い世界が待っています。

他にも、お金についていろんな本を読んだり、睡眠について色々な本を探しているうちに、100冊なんてあっという間に達成できます。

この人の本は全部読みたい、という人を見つける

たくさん本を読んでいくと、作者によって合う・合わないができてきます。

例えば僕は、成毛眞さんという方の本が好きで、タイトルに関わらず本を読んでいます。
そもそもビジネスや読書論から入ったのですが、内容の幅広さ、知見の広がりが素晴らしく、自分の興味がどんどん広がるところが気に入っています。

例えば、「ビジネスマンへの歌舞伎案内」という本を読むことで、歌舞伎への興味を持ち、実際に観に行くまでになりました。

まだ1回しか観に行っていないですが、楽しむことができました。
歌舞伎を観に行った後に劇団四季を観に行き、共通点の多さにびっくりしました(笑)

おそらく成毛さんに勧められなければ観に行くことはなかったので、そういう新しい体験をさせてくれるのも読書の魅力です。

今後はゴルフにも手を出そうと思っているのですが、
そろそろホリエモンが本を出すとメルマガで言っていたので、本が出たら買って読んでみようと思います🎵

コミュニケーションの役にたつ

本を読むようになって、知識の幅が広くなりました。
そのおかげで、人と話すときにカバーできる範囲がぐんっと広くなりました。
興味のある分野であればたくさん本を読むので、深い話ができますし、
ちょっと知っている分野であれば、質問をするくらいの知識は身につくので、会話のきっかけを作ることができます。

例えば、ゴルフは競技よりもその後の温泉や食事、マッサージが楽しいという知識を持った状態で、
「ゴルフにハマっているそうですが、何がそんなに楽しいんですか?」
と聞くと、答えを自分の中で予想しながら質問することができます。

予想外の返答を聞くのも勉強になりますし、
自分の知っている知識と一緒でも、会話を繋げることができます。

実はちょっとしか知らないことでも、
相手からしたら、
「何でそんなに色々なことを知っているんですか?」
と驚かれることもあります。

本を読むことで、他人の経験したことをまるで自分のことのように語れるのは、まさに巨人の肩に乗るように、人生で役立ちますね^^

知識のネットワークができれば、読書は加速する

100冊に近くなってきた段階で、僕の頭の中で、知識のネットワークができてきました。

1冊読むごとに、そのネットワークがアップデートされるので、
1冊以上の経験が得られている感覚になりました。

今も本は定期的に読むようにしていますが、
自分の強化したい部分の本だったら、
お金を惜しまず買っています。

例えば、努力と才能について僕は最近興味があるので、
こんな本を買っています。

著者の安藤 寿康さんは、対談で観たことはあるのですが、本を読むのは初めてです。
この本が気に入ったら、この方の本も読みあさってみようと思います。

こんなふうに、読書はちょっとした旅行のように、道の世界へ導いてくれます。
今は読書をする人をエライと思うのではなく、人生を楽しんでいると思います。
知れば知るほど、世の中は探求しがいがあり、まだまだ楽しいことがいっぱいありそうです。
一人で悩むことよりも、本を読んで解決方を学ぶことの方が多くなりました。

今後も楽しい人生のために、本を読んでいこうと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?