最近の記事

人生とは、キャパ!!!

最初の頃は、結局何もできていないじゃん、留学に来たことに何の意味があったのかなって落ち込んだけど、なんだかんだでアメリカに来てからの1年半の経験は全部がつながっているし、18歳当時の悩みをスッキリ消化して前に進んでいる気がする。それが全部「できる範囲で自分のことをやる。それが自分だし、それで十分、十分だ」でつながっている。 当時悩んでいたこと一つ目。度を超えた完璧主義。 例えば、大学のアプリケーションエッセイが、すごく悪いと思っていたけど誰にも見せられなかった。中途半端なエ

    • アメリカはやっぱり資本主義の国だった🕶💖🍚🙈🌲🍚

      今年度から私はCoop、いわゆる生協に入って、シフトを組んで自分達でご飯を用意する・片付けるという生活をしている。 Coopのご飯は、ご飯は大体、主食・主菜、副菜で、副菜としては主食の横に ちょいと添える玉ねぎのソテーなんかが出される。その中で、時々、副菜が最後の人の分まで取っておかれることのないまま無くなることがある。理由は皆食べたいだけよそうから。 副菜が残っていなくてがっかりしながら席についたら隣の人の皿に山盛りにのっていた時、もう正直ショックと言うか、「はああああ

      • アメリカの労働組合でインターンしてみた。

         タイトルの通り。去年9月にオハイオ州の某大学に進学したが、あんなに決意や覚悟を深々語っておきながら9ヶ月で帰るのはあまりに早い気がしたのでこの夏はアメリカに残ってインターンをすると決めていた。  就活=インターンのアメリカでも、1年生から気合を入れて数ヶ月のインターンをするのは少数派。疲れて地元で休みたい人が多いのと、職歴や学内での経験が選考の基準になることが多いため相対的に不利だからだ。  留学生が応募すること自体は、Curricular Practical Train

        • 大学生活1年目を終えて

          先週、ついに大学1年目が終わりました。 大学生、特にアメリカの大学生って本当に時間が飛んでいきます。そもそも春セメスターと秋セメスターが15週ずつあるだけで、授業を受けに行くのは合わせても半年ないくらい。そして、学期中はリーディングと課題を無心で追うのが生活の中心で、相手のスマッシュをギリギリで打ち返す卓球を無心でやっているような心理状態です。 だからいま長期休みに入って、ようやくメタになって振り返れています。 初めての海外生活、1学期目は想像と実際の差に本当に落ち込み

        人生とは、キャパ!!!

          Fall 2022 授業振り返り

           1学期目、終了!大学最初のセメスターで選択したクラスは、私の興味関心の主体が社会であることが如実に現れる形になった。でも、授業を受けていく中で、また新しい環境で過ごす中で、思考のパラダイムシフトがあった。ただ、一言で総括すれば完全に不完全燃焼。授業の選び方、学び方、関わり方、使い方、手探りであったと言えども本当に良くなかった部分が残る。なので、反省するところは今ちゃんと反省して、1月下旬から始まる次のセメスターに繋げたい。 今学期に取った授業はこちら。 Introduc

          Fall 2022 授業振り返り

          アメリカに思うあれやらこれやら

             今日はサンクスギビング。留学生の友達とパーティーをする予定があいにく風邪をひいてしまったので、最近思うことを徒然なるままに書いてみようかと思う。  ふと思い返すと、私のいつか留学をしてみたいという願望を持ち始めたのは、中学1年生の時だった。学校でJICA の青年海外協力隊としてアフリカに派遣された近所の中学校の先生の講演を聞き、とても影響を受けた。(その先生は本当にカッコよかったのだ。子どももいる女性が人生を自分の意志で導いている初めてのロールモデルだった。)  

          アメリカに思うあれやらこれやら

          直感で福島を選ぶ私のセンスはちょっと光すぎていたようでした。

           福島・浜通りでのインターンを終えて3週間ほど。北海道は涼しくて最高だし、実家のご飯は美味しくて最高だけど、福島のことを思い出したり考えたりする時間はむしろ増えた気がします。あの4ヶ月の間に知ったこと、考えたことを言葉にまとめられるように消化するには、思っていたより時間を要しました。  東日本大震災が起こった時、私は小学1年生でした。ツナミもゲンパツも、その時に初めて知った言葉でしたが、子供ながらに「日本は大変なことになっているんだ」と理解していましたし、ヘリコプターによる

          直感で福島を選ぶ私のセンスはちょっと光すぎていたようでした。

          やっぱり私は会議中にお菓子が食べたい—頑張りを強要しない共助・共生社会へ

           ここまでのインターンとしての私の働きぶりについて先日コメントをもらったのだが、その中で「私が会議中によくお菓子を食べていること」についてのご指摘があった。大前提として、それは善意のアドバイスであり、伝えてもらったことに感謝している。ただ、会議中の飲食が本当に許されざることなのかというのは、日本社会の有り様を一つ象徴する根深い問題だと思う。だからこの問題に関してここまでの自分の考えをまとめ、今後の行動指針を定めたいと思う。 なぜ私はお菓子を食べるのか  なぜ私はお菓子を食

          やっぱり私は会議中にお菓子が食べたい—頑張りを強要しない共助・共生社会へ

          この世の中は希望でしか変わらない

          前書き— 文字の偉大さにようやく気付きました  とあるこんにゃく屋さんの猛烈な推奨を受けて聞き始めたコテンラジオ。1回15分くらいで日本や世界の歴史上の人物、発明、時代の変化などを軽快に教えてくれて、これが結構面白い。  第13回『文字、爆誕。—人類のコミュニケーション史』によると、文字を持たぬ人間と持つ人間は根本的に思考体系が異なるらしい。例えば、丸、三角、四角といった図形を概念として理解したのは文字を持つようになってからだそう。文字は、人々がより高次元の思考に辿り着い

          この世の中は希望でしか変わらない