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文化史的セルフイメージ・アップ

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マインドブロックをつくり出しているのは、自分自身です。それが腑に落ちると、すべては一気に好転し始めます。ただし、つくり出す過程は『自分一人』だったわけではありません。背景には、も…
現在の日本の文化がいかにしてつくられたかを、ルネサンス以来の大きな流れの中でひもときます。
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2022年2月の記事一覧

12/ヒーローに組織の裏切り者が多い理由

第2章 アヴァンギャルド <3,364文字> 【記事のポイント】仮面ライダー、タイガーマスク…

13/どちらに正義があるのか?

<3,731文字> 【記事のポイント】絵画の様式は、誰を依頼主にするかによって変わってきます…

14/力をあわせて戦う仲間

<3,277文字> 【記事のポイント】印象派の作品は、古き善き時代のおとなしい絵と見られがち…

15/キリスト・コンプレックス

<3,074文字> 【記事のポイント】後期印象派を代表するゴッホとゴーギャンは受難の道を進み…

16/裏切り者が生きていける場所

<3,215文字> 【記事のポイント】表現主義というムーブメントは、いささか不健全なヴィジュ…

17/男の子は『合体』に目がありません

<3,164文字> 【記事のポイント】どうしてピカソのキュビスムは違った角度から見た対象を組…

18/たった一つの命を捨てて……

<2,630文字> 【記事のポイント】「たった一つの命を捨てて……」というセリフには、『絶対に後戻りができない』というアヴァンギャルドの決意がみなぎっています。 第2章/7. 未来派とキャシャーン それまでの芸術運動が他者から与えられた名称を受け入れてきたのに対して、未来派はみずから名乗りを上げた最初の芸術運動でした。 時は20世紀初頭、発祥の地はイタリアです。 そこにはどうやらイタリアならではの焦りが関係していたようです。 というのも、長い間美術の中心だったイタリ

19/頭のいい甘えん坊

<2,614文字> 【記事のポイント】『ウルトラマン』のスタイルがシュールだったり、『ダダ』…

20/偶然を利用した作品づくり

<2,935文字> 【記事のポイント】「ダダイスム」は知的な冒険でしたが、それ故に次から次へ…

21/フィクションにフィクションを重ねる

<2,919文字> 【記事のポイント】『抽象絵画』は理論の上に理論を重ねた絵画であり、『ルパ…

22/自分が死んでもいいと思える理由

第3章 デカダンス <3,380文字> 【記事のポイント】ちょっとぶっそうなタイトルですし、…