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文化史的セルフイメージ・アップ

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マインドブロックをつくり出しているのは、自分自身です。それが腑に落ちると、すべては一気に好転し始めます。ただし、つくり出す過程は『自分一人』だったわけではありません。背景には、も… もっと読む
現在の日本の文化がいかにしてつくられたかを、ルネサンス以来の大きな流れの中でひもときます。
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文化史的セルフイメージ・アップとは?

「対象・内容・価格」表示に関する解説は、こちら ▼▼▼ <6,312文字> この記事の目的は、…

文化史的セルフイメージ・アップ:目次

はじめに/文化史的セルフイメージ・アップとは? 第1章 主体性1:進め方は 近>遠>間 2…

主体性_1:進め方は 近>遠>間

<2,462文字> 『文化史的セルフイメージ・アップ』の最初の記事です。 いろんなところに書…

主体性_2:日本人らしさとは何か?

<2,295文字> 前回は、全体の進め方に関して『視点 → ゴール → 優先順位 の順番が大切なこ…

主体性_3:素直に学ぶ日本人

<2,261文字> 前回は、文字の文化的重要性を共有しつつ、その文字(=漢字)が中国から入っ…

主体性_4:カタカナ登場

<2,698文字> 前回は、縄文 → 弥生と独自の文化変遷をたどった日本という土壌に、『文字=…

主体性_5:ひらがな登場

<2,573文字> 前回は、漢字で書かれた文章を読み上げるために、日本人がカタカナという独自のツールを開発したことを見ました。 続く今回は、ひらがなの登場です。 ところで、このシリーズでは、内容に応じて片仮名/カタカナ、平仮名/ひらがなの表記を使い分けていますが、『ひらがな』って丸っこくて、優しい印象ですよね 😊 一方、カタカナは、漢文というガチガチに硬いお経や文書を読みくだくためにつくられたツールであり、見た目も刃物的です。 人を傷つける言葉を『言刃』と書いたりします

主体性_6:「信じる」とは何か?

<2,751文字> 前回は、漢字の形を踏まえつつ、それを独自に崩して換骨奪胎した『ひらがな』…

主体性_7:言葉の副作用

<2,429文字> 前回は、宗教的な活動が持っている『信じる』という心情を手がかりに、言葉の…

主体性_8:伝えたいことは紙に書く

<2,666文字> 前回は、言葉が機能として持っている『分ける』という性質や『物自体ではない…

主体性_9:印刷は言葉の大量複製

<2,789文字> 前回は、言葉をのせて運ぶ媒体である『紙』の歴史を見ました。 紙って、本当…

主体性_10:目はだまされやすい

<2,512文字> 前回は、言葉を広める技術である『印刷』の歴史を見ました。 宗教的な信者た…

ゴール_1:矛盾の理由

<2,719文字> 『文化史的セルフイメージ・アップ』の第1章は、『主体性』というテーマで、…

ゴール_2:ダ・ヴィンチ・メソッド

<2,711文字> 前回(ゴール_1)は、ルネサンスに端を発するモダンな時間意識が、もともとわたしたち日本人が持っていた時間意識と、いかに違うものだったかを見ました。 それは、キリスト教の信者たちがイエスへの愛と尊敬で育てた、ずいぶんと特殊な種だったのです。 しかし、今やその花と果実が世界中を彩っています。 今回は、その展開を時間ではなく、空間意識の中に探ります。 実は、空間にも時間とまったく同じ特徴が見られるのですが、目で見えるために、時間よりもわかりやすいと思います