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【連続講義3】ブラックホールを克服せよ!心マトリクスで紐解く学級経営の秘訣【心マトリクス入門】

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オープニング

けテぶれチャンネルプレミアムということで、今日も始まりました連続講義心マトリックス連続講義の3回目です。まず、質問に対するお返事です。

自分の担任しているクラスをイメージしながら聞きました。ブラックホールゾーンに1人いた時、流されてしまう子がいます。流されない子もいて、評価し、学級で共有するのですが、流されてしまう子には届きません。葛原先生はどのような関わりをしますか。ということですね。少人数学級なので、数人がブラックホールゾーンに行くと、クラスの雰囲気をマイナスにしそうで怖いです。

危険な引力:ブラックホールゾーンの正体

言うなれば、ネガティブな方向に動いてしまって、そして他者を巻き込んでいくグループが発生してしまったというケースですね。僕も当然経験があります。その時に、発生している状態で、それはダメだよとかいう関わりというのは、なんとなく、はばかられるというか、あまりやるべきじゃないんじゃないかなみたいな感覚があるでしょ。それって本当に正しくて、なんかそういう指導上、どうしたらいいかわからないとか、手の施しようがないなって思っているときって、本当にそうなんだよね。多分、何やっても多分上手くいかないということが、直感的にわかるから、どうしていいかわからないという風になると思います。触っちゃいけないみたいな瞬間って結構あるような気がするんですよ。

聞く力が導く:生徒との対話のコツ

その子たちの中にどういう気づきがあって、どういう方向に動くかなということをよく見ていますし、その中で、ポジティブな関わりとか姿勢というものを取り上げて、こっちだよってやってあげるし、また、ブラックホール的に振る舞っているその瞬間にポジティブなフィードバックというのは全然しないですから。どういうこと?とかね。別に指導とか注意というわけじゃないけれども、今、あなたたち、なんでここにいるの?と尋ねる。

あなたは、あなたたちは今どこにいるの?ということですよね。心マトリクスがあるとこういう会話から始められる。なかなかブラックホールいますって分で開けっ広げに言う子はいないですね。しかし、ネガティブな状況にいることを自覚しているなら、ちょっと「だらだら」ですみたいなことは言う可能性はある。

そん時に、もう本当に日常会話として、じゃあ、だらだらにいますって答えたら、そうなんだね。でも、そこ、もう本当にブラックホールとめちゃくちゃ近いから、本当に気を付けてって。で、それっていうのはもう、しかも、ブラックホールって言ったらね、誰かに巻き込まれて、引き込まれてっていう、そこから出てこれなさっていうのが発生してしまうゾーンなので気を付けてねっていうことをまず言いますね。


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