出版まであと少し！3校ゲラ、到着

今性虐待・性暴力を受けている子どもが、自らSOSを出せることを願って、
保健室・児童相談所へ誘導するための書籍を実体験をもとに執筆しております。

＊　＊　＊　＊　＊
「自分で書いた原稿が読めない」

2020年、1月。
調子が良くなったから企画書を出して、出版が決まった。

講演活動をするために、一番苦手な講師業で人前で話す修行を開始して、
セミナーの準備もする中、

虐待関係に触れると、
ものすごく具合が悪くなることがある。

動機が止まらなくて、過呼吸になって、
「あぁ、まだ私の中で終わってないのか」
そう、落胆した時もあったけど。

でも、どんなことが起きても、全ては私自身。
「ここまで来たのに、今さら？」って責めることは一切しないで、
それも自分の大切な一部としてデフォルトにしていたら、

３校ゲラにきて、やっと憑き物が取れるように少しずつ読めるようになった＾＾
「性暴力」について執筆をすることで、私も癒されてるのだと思う。
自分の文章が1番好きな私にとって、自分で書いてるのに読めないのは不思議なんだけどね。

性虐待、性暴力は打ち明けることと、
打ち明けた後の心のケアが本当に本当に大事。

今の自分と、その渦中にいた自分が
「この本をどう思うのか？」を念頭に、
出版を迎えたいと思います。

お互いがご自身の人生を、楽しく謳歌していけますように……。


獅城けい