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コーチングマネジメントを読んで⓪~オトナの読書感想文~

【正式名称】図解 コーチングマネジメント
【著者】 伊藤守 氏 【出版】discover 社

※本の内容を、私というフィルターを通して解釈しています。

 本紙のままの言い回しではないことはご了承ください。

なお、※から始まる部分が、まとめている時点での感想、利点など。自分なりの問題をとらえ、自分の内面を分析、メモしております。

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~興奮した!~
 そうか、自分の仕事も子どもや、バイトの方をはじめ、保護者の方々に対してできることが増える。よし、しっかり勉強しよう。と、息巻いて本書を手にしたのです。
 さて、僕が一冊読み終わって、先に簡単な感想を…

 いい!

 でも、使いどころを間違えると、きっと…
 
まずは冷静にこの本をまとめながら、感想や至る経緯も交えて、進めていくとしましょう。

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【読書目的】コーチングを仕事に導入することで、指導レベルをアップしたいと考えた。相手の話を聞き出す能力を上げることを目的に。

【定義・本の中での用語】
※今回は、コーチングを学ぶ過程で、自分が以下の用語をごっちゃにしていたことに気付く。ここで、再度分解して、利用していきたいと考えました。

 ということで今回は、コーチングと混同していたり、比較することでより理解し使えるようになるよう、まとめを行うことが中心に…。


【調べる用語】
・コーチング
・ティーチング
・マネジメント
・カウンセリングとセラピー
・コンサルティング

◆それぞれの違い

・コーチング(行為・方法論・状態→行動発見の補助)
 早い時期から、相手の(勉強)目的や、方法、質の高い目標設定と解決手段を身に着けせさる。臨機応変に、勉強方法を変えさせるため、現時点での問題発見と、解決方法を生徒から口にさせることが目的。主に現在と未来に焦点を当てる。現状と未来との差を認識し、実現のための行動を促進する。
 コーチングは、目標や目的を明確にもち、それを達成したいと願う人にしか機能しない場合もある。長期学習のモチベーション管理と、セルフマネジメントを目的とした、根底学習が基本。

 目的:価値観・目的自体の発見、モチベーションの発見
 利点:感情、時間の管理能力向上・中期や長期の目的達成に
    信頼関係ができる。相談者様の目的や価値観を理解できる。
 弱点:緊急な場合には、時間が足りない場合
    価値観を持っている場合、実際に目的を持って行動している相手の
    場合、時間を奪ってしまう場合も。


・ティーチング(行為・方法論・行動→状態の確認)
 学校や集団授業型。試験直前時期などの勉強には、実際はこちら。指導者一人に対して、複数人数の受講者が学ぶスタイル。
 学びに対して危機感を受けた場合に効果的。行動様式のパターンを教えて、理解者の真似をする。主体的に行動してもらうことで、感情よりも行動優先になっている時に効果を発揮する。
 自己管理ができる状態でかつ、まだ書籍化されていない技術を習ったり、本からの学習が不十分である場合も効果的。しかし、受講者が目的意識を持っていない場合などは、講習中に無気力になるなど、問題が発生しやすい。価値観が一定に高い集団、などの育成に効果を発揮する。
 抜け落ちやすいため、コーチング、マネジメントによる、リマインドが必要になる。

 目的:(受講者)短期的な目的達成 (発信者)全体周知
 利点:価値観があっている集団の場合、一気に周知できる。
    受講者の意欲、学習レベルによって目的達成率が大幅に変わる。
 弱点:緊急な場合には、時間が足りない場合も。詰め込み型になり、
    残らない場合もある(目的発見が完全でない場合によくみられる)


・マネジメント(手段・道具、目的達成自体のツール)
 組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関。ミッション達成のための道具、動く人間の手助け、全体貢献をするものをマネージャーという。ミドルマネージャー(中間管理職)の役割が特に重要になる。

※そもそも、基本的にマネジメントはツールや人のことをいい、コーチングやティーチングを駆使する人自体もマネジメントなんだな、と初めて知っったのです。お恥ずかしい…

マネジメントの役割
・目標の設定
・目標の設定に沿った組織の構築と運営
・成果の評価とフィードバッグ

求められる役割
・部下のキャリア・将来を見据えて必要な指導・育成
・経営環境の変化を踏まえた新しい事業や仕組みを自ら企画立案
・グローバル化や多様化する働き方への対応

※リーダーシップの目的は「方向性を示す」ことであり、それに対してマネジメントの目的は、「設定した目標に沿って組織を運営する」こと

※今後のマネジメントは、市場のグローバル化や多様な働き方、個人のキャリアを意識した対応が求められていきます。マネジメントの軸となる目的と役割をしっかり理解した上で、時代の流れに沿った要素を加えていくことが大切


・カウンセリングとセラピー(過去分析→手段提示)
 現在抱える問題について分析し、解決。カウンセラーとともに、過去を分析する。基本的に問題を洗い出すことに主眼が置かれるので、基本的に行動変容の前段階に効果を発揮する。

※塾や学習体験に対しては、基本的に問題を洗い出し、どういった解決策があるか、提案することを前提にする場合があります。


・コンサルティング(目的共有→手段提示)
 解決策の提示。ヒアリング内容に対して解決策を提示し、目標達成を目的とした行動変容を促す。成功体験を持った人間が、自分の体験をもとに情報整理を行ったり、戦略を目的として直接答えを示すことで、行動変容を促す。
※実際、塾の場合、ティーチングという名前のコンサルティングといってもいいのかも?

※信頼関係ができており、コーチングのように受け取る準備も、自分から行動もできる状況に効果を発揮する。逆にいうと、ラポールの形成も、師弟関係の準備もできていない場合は、効果が薄い。


【心に残った部分と解釈1】
 コーチングのことを、なんとなく…

 完璧な何かのように思っていた気がします。

 詳細は、全部まとめ切ってから言いますね。

 相談してくれる方の、モチベーションを発見、または再確認し、行動する目的を確認する。ここだけ聞くと、すごくいいと思って読書開始したのですが、相談者の時期によっては、あまり効果がないことにもなりかねません。

 こちらが自然とやってきたこと…

 保護者様や生徒さん、バイトの育成、部下などのような立場の方など、相談してくれる方に対して、状況を確認していく必要がある、ということが言えます。

 そのうえでカウンセリングしたり、コーチング、ティーチングを選び、状況と相談者様のレベルに合わせたマネジメントを行いつつ、モチベーション管理が必要だということが分かります。

 自分の振り返りをしながら、自分自身もコーチングされていく感覚と、もっと時間を持たなければいけないな、ということが分かってきたところです。

 ということで、本書の順番とは変わりますが、次回「コーチングマネジメントを読んで①」は、コーチング目的と、マネージャー自身がどのような状況であるべきか、を焦点に進めていきますね。

※他にも三冊くらい、まとめ切ったら、そっちのまとめと、その後の分析と合わせた感想、分析などもしていきますね。


【目的に対する返答】
 なんとなく取った本書。勉強しきる前にありがちですが、一度すごんでしまっている自分がいます。単語の認識を変えただけで…。
 ここを越えたらきっと、生徒やバイトの方々に対するサービスの向上と、目的達成に向けた行動のお手伝いができる!
 
 つまり…

 なんかワクワクのお手伝いができるのでは!? と思い始めたわけでございます。


【今後使用したい内容】
 相談者様の現状に合わせて、マネジメントすることが必要だと感じました。とにかく分析と、使用するタイミングをしっかり分析していきたい。
 細かいコーチングの技術などを説明していくことも楽しみです。


続編も是非、ご覧ください!

コーチングマネジメントを読んで① ~オトナの読書感想文~

https://note.com/k_oikawa/n/n3243bcb8f86b


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