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漠然とした感情の中

ー漠然とした感情にとらわれている人の行動ー
過去に、あまりに多くのことを否定されすぎていて、
無意識のうちに相手の言葉を拒絶して、聞き流したり、
意識に上ってこないようにしたりしてしまっている。


まさに自分のことのように思えた。
読み進めば進めるほど、自分に心当たりがある言葉が並んでいた。涙が出てきた。そうなんだよねって納得のいくことと、そうだったんだって発見できたことにじわじわと溢れだした。
気づかなかったことに気づいた時、少しだけ救われたような、あぁ、知りたかったことの一つだと心に響いた。


漠然とした世界
脱出するには、その時々の"今"の場面を把握して、それに対する対処能力を育てる必要がある。


"具体的な場面"が見れていないこと。
"今"の感情を意識することが薄れていること。
不安に駆られながらも思考にしがみつくのは
行動するのが怖いからであり、
漠然とした思考で解決しようとしてしまうこと。
社会においても身につけてしまったパターンを繰り返してしまっていること。


根底の意識がポジティブであれば、
自動的に"自分を救う言葉"が選択される。
だからこそ、ネガティブな気分や感情を感じた時には、それをやり過ごさないで、その都度、その感情の出どころを洗い出し、"具体的に"解決していく必要がある。


自分の感情を基準にすると、自分の不安材料を具体的に消すための行動ができる。
不安は自分を守るためのメッセージ。
一つ一つの具体的な不安に気づいて、それを一つ一つ解消していけば、漠然とした不安の量も次第に減っていく。


同じように"恐怖"な感情も漠然としているのだろうなと、もう一度向き合ってみようと思う。

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