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【祝!】ヤマボシ醤油様、三度目の受賞

本日10月1日は、「醤油の日」です。
そんなわけで、本日第48回全国醤油品評会の結果が公表されました。

タイトルからも推察できるでしょうが。
私がお世話になっているヤマボシ醤油様は、本年も「農林水産省大臣官房長官賞」を受賞されました!

本当におめでとうございます\(^o^)/

地元の新聞記事概要より

本日付の福島民報朝刊では県内受賞団体の全てについて、記載がありました。
ただ、この後福島民報オンラインで発表するかまだ不明なので、まずは概要を転載しますね。

 日本醤油協会は三十日、第四十八回全国醤油品評会の結果を発表した。次席の農林水産省大臣官房長賞に林合名会社(会津若松市)とヤマボシ醤油(白河市)の商品、優秀賞に県内三醸造元の四商品が選ばれた。入賞数六点は福岡県と並び全国最多。本県の入賞数が日本一になったのは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった昨年を挟み、二〇一九年の前回に続き、二度目の快挙となった。
【引用元:10/1福島民報朝刊3面より】

※今回は、概要部分がネットにも登場しました。


昨年はコロナ禍の影響で中止だったのですが、今年は関係者の尽力により、品評会が実施されました。

選考の流れ

例年ですとノミネートされた全国各地のお醤油は、一同に集められて、以下のような基準で一次選考→二次選考と進み、順位付けをするようです。
今年は、268点のお醤油が出品されました。

【一次審査基準】
・官能評価の内容は、審査員による「色」「香り」を対象とした総合評価点を集計。
・審査会実施要領に基づいて、、こいくちしょうゆ、うすくちしょうゆ、たまりしょうゆ、さいしこみしょうゆ、しろしょうゆそれぞれについて、一次審査の総合評価の上位から順に二次審査に推挙した。

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【二次審査基準】
審査委員36名全員が、「色」・「香り」・「味」について個別に評価し、品種ごとの特徴を勘案した重み付けを行い評価点とし、順位付けを行う。

【最終結果】
二次審査の結果に基づき、其々の賞に相応しいか否かを審査委員長を中心に審議する。「農林水産大臣賞」:最大5点、「食料産業局長賞」:最大10点、「優秀賞」(二次審査のうち、農林水産大臣賞+農林水産省大臣官房長賞分を除く)が決定。

…という流れだそうです。
ただ、今年は三密を避けるために、全国を7ブロックに分けて、7/2~7/15にかけてブロック単位で一次審査を行い、その中から二次審査選出の銘柄を決定したとのこと。

二次審査は7/26~30にかけて行われ、8月には受賞銘柄が決定していたのでした。

※追記
先程、公式サイトより今年の結果発表がありました。

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【出典元:しょうゆ情報センター 9/30付NEWS RELEASES PDFファイルより】

福島県の受賞内訳

福島県の受賞数は、福岡県と並んで1位とありましたが、もう少し細かく見ると、出品の大多数を占める「こいくちしょうゆ」では、福島県が単独トップなんです!

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そして、福島県内の醸造元と銘柄は、以下の通りです。

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黄色で塗りつぶしてある企業様が、今回の福島県内の「農林水産省大臣官房長賞」受賞分です。

恐らく、本日のオンライン表彰式で受賞の内訳が発表されると思うのですが(※追記:14:51現在、協会のHPで受賞内訳も公式アナウンスされました)、やはり感染症の影響なのか、今年は出品自体を諦めた醸造元も多かったようです。
令和元年のデータと比較すると、出品数自体がぐっと少ないですね。

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ヤマボシ醤油様の次なる目標

本日の朝刊にもありましたが、奥様からも「最高賞の農林水産大臣賞を目指したい」というお話がありました。

また、ヤマボシ醤油様と林合名会社様以外の醸造元については、優秀賞の受賞となります。
それぞれの蔵元の所在地は、次の通りです。

ヤマボシ醤油:白河市
林合名会社:会津若松市
内池醸造:福島市
マルマン醸造:石川郡古殿町
若喜商店:喜多方市

(敬称略)

そんなわけで、やはり福島県の醸造レベルは本当に高い!

福島民報によると、10/2~10/17まで、福島市にある「コラッセふくしま」内の県観光物産館で、全国醤油品評会の入賞商品を中心に、「ふくしまの醤油フェア」を開催するそうですよ!

そのようなわけで、福島のお醤油は本当に美味しいですから、ぜひ味わってみてくださいね!

<参考>
しょうゆ情報センター




何度も登場していますが、やはり過去記事のリンクを貼ります(笑)。

合わせて、こちらの受賞記事もどうぞ。


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