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未来を描けないLGBT。-ライフプラン設計が苦手だ-

こんにちは。にしきだです。
コロナウイルスの影響で、このところ在宅ワークです。家族以外の人に会う機会が全くなくなってしまいました。なんだか喉が乾くなぁ。

さて、今日は「ライフプラン設計」についての想いを書いてみようと思います。
と、いうのも勤め先で上司とのキャリアプラン面談があったのです。
自分自身のライフプランに合わせて、キャリアプランも考えましょうという機会です。
でも、にしきだはライフプランを考える段階で挫折してしまいました…

遅ればせながら、自己紹介を。

※これ、毎度やるつもりなので、もし「わかったわかった」って方がいたらスクロールして飛ばしてくださいね。

にしきだは、Xジェンダーを自認する20代の会社員です。身体性が女性なので、女性として社会生活を送っていますが、服装や持ち物はメンズのそれ。かつ、好きになる性は女性です。大学生の頃からお付き合いをしている、女性のパートナーがいます。いわゆる、同性パートナーです。

こんな感じでしょうか。
※もし、興味を持ってくださった方がいたら是非他のnoteも読んでいただければと思います!


さてさて、本題のライフプランの設計に挫折した話に戻ります。
ライフプランって、「○歳で結婚して」「○歳で子どもが生まれて」…みたいなやつです。
自己紹介を挟んだのでお察しの方もいるかもしれませんが、

そもそもにしきだにとっては結婚すら現実味がないんです…。
Instagramを開けば、同世代の友人の結婚式の様子を垣間見ることができる昨今ですが、女性として生き(違和感はあるけど社会的に)、女性のパートナーがいるにしきだ、結婚はできないのが現在の実情ですよね。

あれ?同性パートナーシップがあるんじゃ?
という方、よくご存知です!ただ、同性パートナーシップは、異性間の婚姻制度とは異なります。
そしてそれ以前に、そもそもの問題としてにしきだ自身が自分のセクシャリティをまだオープンにできていないのです…
できればいなぁとは思っているのですが、なかなかオープンにできずにいます。

もし、ライフプラン設計で、仮に「○歳で結婚」なんて書いたら、「あれ、にしきだって結婚願望あるの?」と思われそうじゃないですか?(自意識過剰か)
大前提として恋愛対象が男性だと思われるのも嫌なんです。わがままでしょうか、、、


にしきだはこれまでの人生、幸いにも友達に恵まれてきました。仲が良いと思える友達も少なくはないと思います。
しかし、そんな仲の良い友達でさえ、恋愛の話になると「どんな男性がタイプなの?」とか、「俳優だったら誰がいい?」とか「彼氏欲しいとか思わないの?」とか、
まるでこの世には異性愛しか存在しないかのような会話が展開されるのです。そんな時、決まってにしきだは適当にお茶を濁します。
会話の中で「いや、自分の恋愛対象は女性なんだよね!」とはっきり表明したことは今までに1度もありません。
しかし、適当にお茶を濁し、きちんとセクシャリティを表明しないことによって、なんとなく後ろめたい感情が沸き起こるのも確かでした。なんだか友達に嘘をついているような、そんな後ろめたさがあります。


ライフプランの用紙の中に「結婚」の2文字を書いたとしたら、先述の後ろめたさと同じようなもやもやを感じていたと思います。
かと言って、何も書かないのも不自然ですよね。
結局、空欄の多い未完成の用紙をそのまま提出しました。


適当に周りに合わせてお茶を濁すのって、
その場の難は逃れられるかもしれないけど、気持ちの良いものではありません。
※書きたいことがよくわからなくなって、ライフプランの話から逸れてしまいました。


キャリアプランやライフプランを思い描くのは、人生100年時代である今を生きていくのであれば必要なことだと思います。
でも、今のにしきだにはまだそれができません。


今よりもっと多くの人が、異性愛だけじゃない恋愛について知ってくれて、もっと多くの人が同性愛の存在を会話の、そして思考の前提に入れてくれたら
もっと生きやすくなるのかなぁ。。。


「生きにくさ」を感じている人って沢山いますよね。にしきだみたいにセクシャリティが「生きにくさ」の要因になっている人もいれば、違う要因によって「生きにくさ」を感じている人も大勢いることでしょう。
一人ひとりが自分の人生とは関係のない誰かの人生を生きにくくしている要因について、少しだけでも考えることができれば、救われる人が沢山いるんだろうなぁ…なんてこのnoteを書いていて思いました。しんみり。


読んでくださり、ありがとうございました。
にしきだ

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