Ballet Mecaniqueにおける教授の素晴らしいトランスクライビングのアイデア
トランスクライビング、というのは既にある曲を別の楽器編成用の譜面に書き換える事を言うが、坂本龍一のプレイング・ジ・オーケストラでのBallet Mecaniqueはそれの格好の見本である。
もともとは未来派野郎というアルバムに収録されていたデジタルシンセサイザーやサンプラーを駆使して構築された、ボーカル入りのデジタルポップソングだったが、これが見事にオーケストラの作品として生まれ変わっている。
もともと1個目の和音がC/Eという、和音の第3音をルートに持ってきているところ