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タモリの生き方

毎日が楽しい「タモリの生き方」入門<参考:プレジデント2017.9.18、戸部田誠「タモリ学」>

いつもありがとうございます。以前読んだプレジデントが面白かったので簡単にまとめてお届けさせていただきます。参考にしていただけると幸いです。

タモリといえばいつも飄々とした姿で、ビジネスパーソンからの人気も根強い。彼は早稲田大学第ニ文学部で西洋哲学を学び、そこから「自由きままに生きる」という人生哲学に到達したという。いわば経営者とは真逆の生き方をしている。
「意味をずーっと探すから、世界が重苦しくなるんだよ」
あれこれと考え物事に意味づけすることをタモリは否定する。意味に束縛され、生き方が制約されてしまうからだ。そうした考え方が端的に表れているのが、タモリを芸能界へスカウトした恩人、赤塚不二夫への弔辞だ。
・・・あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、また、時間は前後関係を断ち放たれて、そのとき、その場が異様に明るく感じられます。この考えをあなたは見事にひと言で言い表しています。すなわち「これでいいのだ」と・・・
これを白紙の紙を見ながら、さも読んでいるように発声し、そして「私もあなたの作品のひとつです。」と続く名文はあまりにも有名だ。
以下、経営者、指導者、上に立つ者としての在り方とは相いれないかもしれないが、下記のような内容もある。
「やったことはすぐ忘れる。それが大事」
失敗してもすぐに立ち直り、打たれ強くなる。
「友だちなんか、いなくたっていいじゃないですか」
人間関係はほどよい距離感を保つことが大切。べったりだと貸し借りの呪縛にはまり、期待通りにならなかった時の失望も大。
「緊張できるような仕事ができることを幸せに思うこと」
ひるまず「ありがとうございます」と自然体で引き受けよう。ただし周囲が見えなくなるような下手な「ヤル気」は不要。
「すべてのジャンルで入門編はありえない」
チマチマ考えずに、まず担当分野トップの成果を上げる。一度頂点を極めると、仕事観、人生観の裾野が広がって余裕がうまれる。
「まとめ」→ふとたまにこういった考え方に触れた時、すっと力が抜け、よりシャープに仕事に打ち込めることもあるかもしれません。

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