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作家とは ~透明な虹色に耳を澄ませて~

ことばで、こころになにか灯が灯ったり。

ことば以上のエネルギーで、内側の循環がよくなったり。

そこから、外の流れがよくなって

また前へすすむ力が湧いてこられたり、

そしてまた、エネルギー過多のときには 適度な休息をもたらしてくれる…


そんな、言葉の使い方ができること。

「自分を知る」=「自分に気づける」きっかけになれたり。

読むごとに、自分自身がいったん透明になって

そのうえで自分のカラーがより色鮮やかに引き立てられ人生に織り上げられていく…

そんな〘52音+α 〙を

目から耳から肌(毛穴)からも、皮膚感覚と呼吸で伝えていける人…

それが、作家やライター、エッセイストなのだとも思う。

海 波 光 22.3

「こちらの色」が響き渡ったり、広がっていくというよりも

もっとヌーディーに。

その方が、その人自身の色に気づけて、自分の幸せや答えに

琴線(こころ)から揺さぶられて。

さらにワントーン、ツートン明るい音色で、これからの独り言が内側を越えて外へと彩られていくような…


「矛盾」しているかもしれないけれど、

書き手が主役じゃない文章。

「読んでくださる方の」「感じ方」がどこまでも主人公になれる、

どんどんいい意味で脱がされていく、そんなヌーディさを促せることも

わたし自身の静かなよろこび。

女性 女神 羽 シュター

わたしの色は、本当はどうだっていい…

「あなた」の色がより輝き出るために、書き手はどんどん透明になっていけることが

真の作家でも、エッセイストでもあると思うの。


その分、どんな色も感じて…

多彩な色や虹色さえ反射していける、360°多角的なミラーボールをこころの中に宿して。

そこを毎日磨きながら、磨き続けながら生きること。

きっと作家の仕事って、ほんとうは「書いて」いるときじゃない。

それ以外の23時間が、書いている1時間をどこまでも格上げさせていく。


わたしは、noteでは目に見えない23時間を、なるべくこころ快晴れに
キープしながら過ごしているのは

もちろん究極は、自分のためでもあるけれど。

こうして、文字を紡ぐときのインクをどこまでもきれいに、純度を高く上げつづけていたいから…


そして、そこに触れたりすることで「自然と純化されていく」、そんな存在やことば、音エネルギーを

奏でて生けることがわたし自身のよろこび…でもあるのです。

海 波 光 22.3
女性 耳 海

だから、わたしはいつだって“消える”ことができるんだ。

わたし自身のカラーは、いつだって脱いでいけることができる…

その特技も、じつは静かなよろこび。


もう少し、黒子になって「自分を出さずに」いたい、そんなときもある。

素直な自己表現も、自分のカラーは消して透明になる(黒子)も、 

相反する極限にみえて、ほんとうはどちらもを生きること。


わたしは、ただわたしのためにもっともっと透明になりたい。

そしてほかの誰かや、地球や世界のためにもただただもっと自由でありつづけたい。

夜 星 宇宙 銀河 天の川

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