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自分のポジション

口だけでもゴールは守れる

おはようございます。

スポーツでも
必ず決まっているのがポジションです。

これは会社でも同じです。
ポジションはなぜあるのか?

私は小さい頃から背が高く、
中学校の頃はすでに180cmを超えていました。

サッカー部に所属していましたが、
もちろん、GKをしていました。
GKの仕事は最終的にはゴールを守ること
なのかもしれませんが、
相手選手と1対1になったり、
ペナルティーキックの際は
ほとんどキッカーが勝ちます。

ゴールを一人で守るのは
ほとんど不可能なのです。

だから、
GKの仕事は
相手が攻めてくる前からDFに指示を出し、
こう来たらこう守る。
と常に考えられるリスクを
潰しておくことです。

私はキックも下手くそで、
セービングも超がつく下手くそでしたが、
口だけは達者でしたので
後ろからいつも声を出し、
指示をしていました。

私が後ろにいると
DFは不安になるので、
いつもより集中して守ってくれます。

味方の配置が変われば
自分自身のすべきことも
どんどん変化する。

団体スポーツの面白さは
実はこんなところにもあるのでしょう。

会社でのポジションを明確にする

会社でももちろん
自分のポジションが
あります。

社長である私の
ポジションは
戦術を考え
ゲームの進行状況によっては
選手交代を
しながらコントロールをしていく監督でしょうか。

選手は
チームが何を目指し、
どのようなスタイルで
強くなろうとしているのか
わからなければ
トレーニングのしようがありませんから、
社長は
とにかく
このことを
選手に伝えて理解してもらう
ということが必要です。

では選手の立場である
従業員はどうでしょうか。

スーパーマーケットの場合は
店舗ごとに必ず
店長がいます。

お店の監督は
店長です。

大元の会社の方針に沿った
戦い方とフォーメーションを考え
強いチームを作ります。

この場合、
社長は総監督と言うべきですね。

レジのスタッフは
フォワードでしょう。
そのチームの花形。
いわば「顔」です。
お客様は最後に見た、
感じたスタッフの印象によって
その店の印象を決めますから、
レジスタッフの印象次第で
チーム印象が変わります。

バイヤーは
スカウトマンでしょう。

部長は
ポジション別のコーチです。

会社には明確な
ポジションが存在します。

そのポジションの仕事を
正確に、理解した上で、
そのポジションで自分の特徴を
最大限に活かすことを常に考えられる人が

組織の中では
活きていきます。

そして
これがうまく機能している
会社が利益を出し、
世の中に貢献している会社でしょう。

社員手帳が有効

私たちの会社では
このポジションの
重要性を従業員全員で
共有するために
毎年変更する
社員手帳を発行しています。

学校でいう生徒手帳です。

皆が、
組織を理解し、
自分がどの立ち位置で、
なんの役割を担っているのか。

それぞれが理解することで

新しい挑戦がしやすくなります。

また、どのような規則が
社内に存在し、
どのように運用されているのかを
明確に宣言することで
経営陣も
管理職も
指導職の人も

立場を利用した
都合の良い解釈が
できないようにもされています。

労働者が何かと強い現代において

お互いがお互いを
尊重しながら
気持ちよく
働ける職場作り。

これを追求していくことが
中小企業には
求められているのです。

食を届ける
私たちスーパーマーケットは
地域に貢献して
地域とともに
成長していく
地域のための企業です。

そのためにも
今の自分のポジションを
十分理解して
行動に移していくことも
非常に重要であると
私は考えます。

まとめ

自分のポジションへの
理解が企業での活躍を決める。

そして、
それぞれの役割を
お互いに理解すること。

地域社会においても
自分たちの
ポジション、役割を
しっかりと理解すること。

政治家の役割、
学校の役割、
大手企業の役割、
私たちスーパーマーケットの役割。

その一つ一つを批判している間は
日本の衰退は止まらないでしょう。

日本人にしかできない、
世界から見た
日本のポジションをしっかり
見極めて
未来を作っていきたい。

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