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モヤモヤへの探求。そして出会い。社会起業家養成講座 スタート。さらに深まる一新塾の学び③

入塾式から10日後の2018年11月14日オリエンテーションからスタートしました。
オリエンテーションと言っても森嶋代表の熱い講義が19:30から始まり

気づくと22:30を回る熱い講義でした。当時はまだ単身赴任で大宮駅徒歩4分のところに住んでいましたから田町駅でこの講義を終えて東京タワーを背にしなが

帰り、次の日が仕事でも大きく影響せずこれも本当に今考えると導きなのかと思ってしまいます。

活かされている自分。活かされている事をどう受け止めるか。ここに人生の必然とエネルギーがあると今だと考えます。

11月22日千葉市長 熊谷俊人(42)さんからの講義でスタートしました。この方はこの一新塾の18期卒業生です。

31歳5ヶ月での市長就任は、同年2月に当選した三重県松阪市長の山中光茂(当選時33歳)を抜いて現職最年少。

31歳で千葉市を背負う。というこの感覚はどんな感じだったのか。とても興味と関心を持って実物を目の前にしながら見入っていました。

講義の中でも触れてられましたが「歴史が相当に好き」であること。これは事業家、何かをやり通す人達に共通しているのだと。

私が何かをやり通すかは別にして私も歴史がとても好きです。

テレビでも書物でも自然と歴史的なものに惹かれてしまいます。今でしたらNHKの麒麟が来る。歴史ヒストリアは欠かさず見てしまいます。

これは幼い頃の本との出会いからです。

縄文時代から人の生活営みがあった。これは私には衝撃的でした。人の生活がそんな昔から始まり、今に至っているのかと。これは壮大過ぎました。

そしてそのあとの司馬遼太郎「竜馬がゆく」との出会いです。

そんなに身分もそれほど高くない武士達、坂本龍馬を始め幕末志士の戦いがこの日本にあったんだと。

これだけで大興奮したのを覚えています。思わず高知県桂浜まで行ってしまいました。なんでしょう?あの衝動感は。

話しを戻します。千葉市長 熊谷さんの6つの箱です。一新塾では常にこの6つの箱を回しながら講義を聞きます。

6つの箱 【社会の現状】→【根本原因】→【これまでの自分】→《転換のきっかけ》
→【新しい自分】→【解決策】→【社会ビジョン】この6つで常に回していきます。会社ではよくQC(クオリティコントロール)としてこれまでの自分、新しい

自分は抜いて、どちらかと言うと解決策に重きを置いてQCを回します。ここが大きな違いです。でもこの自分を軸において、そこに自分が取り組む人生の必然性

が薄いと続けていく事が困難になる事も今だから理解している最近です。この必然性という根っこは本当に大切です。


熊谷市長は去年の連続台風の際の断水時に養護学校での水浴びへの批判に対して以下の様な事をツイッターで発信した市長です。

【養護学校の生徒が水遊びしていることについて「災害の中、不謹慎」との苦情が入 りました(その方は停電は発生していない地域にお住い)。
 確かに千葉市内を始め、県内が停電・断水な中、不謹慎と思う方もいるかもしれま せんが、自粛しても意味がありません。心を寄せて頂いた上で、自粛はご遠慮下さい】

熊谷市長はとても穏やかにお話しされる方でした。でもその穏やかさの中にとても強い信念を持たれた方との印象でした。

だから批判を恐れずこんな発信が出来たんだとしみじみ思いました。

また組織マネジメントの中で前市政の全てを否定するやり方ではなく、前市政の副市長、既存の体制につながる人々との繋がりを大切にされたり、既存の組織を

潰すだけでなくうまく折り合いをつけながら市政をマネジメントしてきた話しもとても参考になりました。

そして阪神淡路大震災の経験も大きく影響した話も熊谷市長が感じた人生の必然と根っこをお聴き出来た講義でした。

次回へ、つづく

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