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小・中学生 ジャンプトレーニングの必要性
はじめに
中学校で保健体育を教える中で、ジャンプする能力の重要性に気づかされた。
各競技におけるジャンプする力の重要性
多くのスポーツでは、自身の身体を上方向や前方向にジャンプして移動させる能力が必要となる。例えば、
・バレーボールのアタックやブロック
・ハンドボールのジャンプシュート
・剣道の飛び込み面
・バスケットボールのレイアップシュート
などが考えられる。
ジャンプする力が不足している生徒はこれらの競技においてパフォーマンスが低い傾向にある。
そのため、小学校から中学校の期間にジャンプする力を鍛えることは、生徒のスポーツライフにとって大きなプラスになると考えている。
ジャンプする力を鍛える方法
ジャンプ力を鍛えるには、主に2つの要素が必要だ。
1. 脚の筋力
2. 動きの中でのジャンプ調整力
1.の脚の筋力を鍛えるためには、砂場での立ち幅跳び、バウンディング、ボックスジャンプ、メディシンボール投げなどが有効だと考えられる。
2.の動きの中でのジャンプ調整力を高めるためには、走り幅跳びやハードル走などが役立つと考えている。
さいごに
自身の身体を上方向や前方へジャンプして移動させる能力は、苦もなく獲得できる生徒もいれば時間がかかる生徒もいる印象だ。
単純に脚の筋力が不足している生徒に対しては、まずは筋力の向上。その次に小さな距離や高さでのジャンプ練習をすることが必要だ。
生徒の実態に合わせて、できないことをやらせるのではなくできる内容に調整、工夫してスモールステップで進めることが大切だと思う。
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