戦争に終わりがあるのだろうか?【生きてるだけで丸儲け!!】
皆さん、こんにちは
お元気ですか?
私はラスベガスに住んでいます。
昨日は、アメフトの決勝戦であるスーパーボウルでした。
カンザスのチーフスが勝ち、盛り上がりました。
アメフトは基本的にアメリカだけのスポーツです。
世界中で人気のスポーツにはならないでしょう。
ラグビーがありますからね。
しかし、スポーツはいいですね。
平和です。
そんな中、ある人に出会いました。
パレスティナの人です。
アメリカに7年くらいいる人でした。
最初は、英語の訛りが強くて何言っているのか分かりませんでした。
ラスベガスでは、多くのイスラエル人が住んでいます。
化粧品ビジネスをしている人がいれば、イスラエル人です。
しかし、パレスティナ人に会うのは稀なことです。
いろいろ話をしたのち、「とてもセンシティブなことなのですが、ちょっと聞いてもいいですか?」と聞いてみました。
「パレスティナとイスラエルの戦争はいつ終わるのでしょうか?」と…
すると彼はこう言いました。
「終わらない。どちらかが亡びるまでは終わることがない。」と言い切りました。
イスラエルが建国されたのは1948年です。
国を失い、再び国を取り戻し、それから戦争が続いています。
最近も事件がありました。
イスラエル人がパレスチナ人を殺し、そしてパレスチナ人がイスラエル人を殺しています。
第一次大戦の頃のイギリスの三枚舌政策から始まったこの問題ですが、日本人の私にとってはちょっと理解できない戦争です。
宗教戦争でもあり、民族のプライドをかけた戦争です。
宗教は、人々のアイデンティティーを決定します。
この戦争は宗教的な背景がとても大きく影響しています。
このような国と国との争いは、世界中です。
ロシアとウクライナの戦争も終わることはないのでしょうね。
ウクライナに住むロシア人達と話したこともありました。
直感的に、この人たちは軍関係の人たちだなぁと思いました。
リーダー的な人がいて統率されている感じでしたが、正直かなりの荒くれものみたいな感じです。
人の話は全く聞かないで、自分たちのしたいことだけ主張してきます。
メディアで知らされる雰囲気と違うなぁと実感しました。
そして、アメリカでは中国のスパイ気球を撃ち落とし、中国は今度アメリカがスパイ気球を飛ばしていると非難してきました。
あるアメリカ人と話をしたときに、彼は私はアジア人が以前は嫌いになりそうだったと話してきました。
以前に北京に出張に行っていたみたいです。
彼の中国人への印象は、アメリカに住む中国人から得たもので良い印象を持っていたのでしょう。
しかし、彼は軍人として北京に行ったときに中国人に対して本当に嫌気がさしたみたいです。
中国人というよりもアジア人と言っていました。
彼は中国人を「Filthy!! Filthy!!」と何度も繰り返していました。
卑しいとか汚いとかそんな意味合いです。
そして、北京から日本に来たそうです。
そこでアジア人のイメージが完全に一変したと話していました。
清潔でまじめで全然違うことに驚いたそうです。
ところで、そのアメリカですが、最近のバイデン大統領の一般教書演説で彼が再選を目指すことを示唆しました。
一般教書演説は、これからのアメリカの方向性を知るとても重要な演説です。
毎年、大統領がこれを発表します。
しかし、今回は実にさえない印象でした。
バイデン大統領の政策の成功を序列していく演説に対して、共和党は「嘘つき」とか様々な議員が非難していました。
トランプ前大統領の一般教書演説の時に下院議長のペロシ議員が紙をちぎったのは印象的でしたが、どんどんと共調から分断へと進んでいることは否めません。
「コンカー アンド デバイド」と言って、分断して征服をするのが戦争の常套手段です。
情報戦も分断の代わりに、混乱させるだけですから同じことです。
さて、戦争に終わりがあるのでしょうか?
世界中が分断されています。
国々もそうですが、国自体の政治もそうだし、極端に言ってしまえば家族も分断され、それぞれの精神も分断されすぎて自殺や異常な犯罪が増えています。
それでも、日本ほど平和な国はないでしょうし、平和を知っている国力のある国はありません。
私はそう思います。
国力のない小さな国では、それなりの平和を楽しめるでしょう。
しかし、責任のある立場でこの平和を協調して築き上げられるのは唯一日本だけかもしれません。
戦争を終わらせるのは、戦争を始めた国や人しか終わらせることはできないのでしょう。
振り上げた拳を下すことができるのは、その人の自由意志のみです。
強制的に拳を下させられても、感情は治まりません。
私もアメリカという多様性を要求される環境の中で暮らしているので、時として不条理もあるし、様々な失敗からの後悔やいろいろと悩むこともあります。
しかし、明石家さんまさんが言っていたことを思い出すことがあります。
「生きてるだけで丸儲け!」です。
確かにそうだなぁと思います。
生きていれば、感謝をして乗り越えられる時もあります。
戦争は国と国の軋轢ですが、国を作るのは人々です。
人々が変わっていくしかありませんよね。
トルコでの地震で、3万人以上の人が無くなっています。
戦争している国々や戦争をしかねない国々などたくさんあります。
多分、天はこのトルコやシリアの人々の犠牲を通して、戦争へと突き進んでいきそうな世界を諫めようとされてるのかもしれません。
このトルコの人々の犠牲から「生きてるだけで丸儲け!」と感謝して、間違った政策を正してもらいたいものですね。
これは日本に対しても同じです。
建国記念日を迎え、これから本当に独立した国へと生まれ変われますように。
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