見出し画像

大学院でかかった費用まとめ【カナダ/留学/学費/奨学金/TA】

学校自体は終わったのに資格試験のために勉強は続けないといけなくて、ちょっと休みが欲しい今日この頃みなさんいかがお過ごしでしょうか。

自分はコロナがちょうどカナダで広まってきた頃にカナダの大学院(2校)にアプライして、1校(UofT)はコロナの影響でその年はそのプログラムに新入生の受け入れをしませんと言われ、もう1校から合格通知をいただいたので結局当時住んでいたトロントからカルガリーへ引っ越してUofCに通っていたのですが、そんなカルガリーの生活も2年ほど経ち、大学院も無事に終わらせることができました(卒業式は来週!)。

自分が入ったのはUniversity of CalgaryMaster of Kinesiologyというプログラムで理系Course-baseで講義、ラボ、実習をメインでやっていきました。卒業プロジェクト的なので自分は(なぜか笑)研究を選びましたが、別に研究をしなくても卒業できます。

今の大学院に来て一番助かったのは学費です。
これを読んでいる方はご存知かもしれませんがカナダの授業料はアメリカよりは安いですが、それでも結構高いです。行きたかったUofTに関してはUniversity of Tuitionと言われるほど授業料が高いので、もしUofTに行っていたらどうやって授業料を払っていたのか分かりません笑

カルガリー大は一応カナダトップ10の大学なのですが、その中でも割と授業料が安い方だと思います(ただ近年は値上げがされ始めています)。

カナダの大学院留学でかかるお金とかはあんまり日本語での情報がないので、今回は参考までに自分のケースをこちらでまとめていきたいと思います。

学費

出願料

出願費用:$145.00
*大学院に出願するときの費用(返金はなし)

Fall 2020

授業料:$5,354.64
その他:$358.34
*4クラス履修
**その他はstudent feeなど
***この年はスタバの福利厚生で保険に加入していたので学校で加入の保険は免除。またコロナの影響でほとんどの学生がオンラインだったのでいつもは強制加入のUPass(学生のTransit pass)もこの年は廃止でした。

Winter 2021

授業料:$6,247.08
その他:$160.50
*4クラス履修
**その他はstudent feeなど

Spring 2021

授業料:$981.69
その他:$171.73
*1クラス履修(実習メイン)
**その他はstudent feeなど

Summer 2021

授業料:$981.69
*1クラス履修(実習メイン)

Fall 2021

授業料:$3,926.76
その他:$1,171.38
*3クラス履修
**その他はstudent fee、UPass、保険(extended+dental+vision)など

Winter 2022

授業料:$2,945.07
その他:$211.84
*3クラス履修
**その他はstudent feeなど

学費合計

2年間での学費の合計
$22,655.72
今はちょうど1CAD(カナダドル)が100円くらいなので日本円に換算すると226万5572円ということになります。

TA(teaching assistant)給料/奨学金

Fall 2020 - 200番台のExercise Physiology Intro Course:$4,447.20
Winter 2021 - 200番台のExercise Physiology Intro Course:$4,447.20
Fall 2021 - 300番台のExercise Physiology Course:$8,894.40
*ラボを教えたり、課題出したり、採点したりしてました。
**他の大学の場合はどうかわからないですが、UofCの場合は半分奨学金、半分無課税の奨学金(?)として支払われます(タックスリターンする時に結構変わってきます)

奨学金

Faculty of Kinesiology Graduate International Tuition Award (2022):$1,000
Canada Starbucks Tuition Reimbursement (2021):$1,000
Canada Starbucks Tuition Reimbursement (2022):$1,000
*自分は大学院前のワーホリ時代からカナダのスタバで働いていて、スタバの福利厚生で年に1回、学費補助をもらうことができました。

2年間の大学院でかかった合計

学費からTAの給料や奨学金を差し引くと$1,866.92(日本円で18万6692円)が最終的にこの2年間の大学院でかかった費用になります。

自分はCourse-base(理系)の修士課程だったのでResearch-baseの修士課程の場合はまた変わってくる…というかもっと奨学金の選択肢が広がったりするのでむしろプラスになる場合の方が多いかもしれません。
同じ大学のPhDの知り合いとかは結構もらっててビビりました笑

外部(日本)の理系の奨学金とかは研究系の修士や博士の人向けだったりするので、自分みたいにコースベースの理系の場合は申請できません。おそらくほとんどの留学生が経験するように、自分も大学院から合格通知を頂いてからどうやって学費を工面しようといろいろ悩んでました。

ただ、初期費用として親からお金は借りましたが、学生ローンとかを借りずにちゃんと払えたのは、UofCの学費が安いというのと、M1の最初のセメスターからTAポジションを頂けたり、パートタイムでずっとスタバで働いていたおかげだと思います。

やはり大学院留学でネックになるのは授業料だと思いますが、文系でも理系でもコースベースでもTAポジションとか内部の奨学金とかがあったりするので、プログラムコーディネーターとかにいろいろと聞いてみるといいかもしれません。
自分は合格通知をもらってすぐにメールでTAできるか聞いて、運よくポジションを頂けたので、合格通知を頂いたらとりあえず聞いてみることをお勧めします(聞くのはタダですし!)

何か質問があればコメント欄にどうぞ!

#カナダ #アルバータ #カルガリー #大学院 #留学 #海外 #海外留学 #カナダ留学 #大学院留学 #学費 #奨学金 #TA

院卒業後はPGWP(ポスグラ)を取ってカナダで働く予定です!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?