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【残念】ウォーキングでは老けます。

皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!

みなさんは普段どのくらい健康に気を遣われていますか?
食事、運動、睡眠、これらが僕たちの健康を決める重要な三つの要素なはずです。

そしてこの中で最もハードルが高いと思われているが運動ではないでしょうか?
この運動、なんとか頑張ってやっているという人もいるはずです。僕も今では習慣になっているからいいものの、初めはHIITを習慣にすることがとてもきつかった記憶があります。

そういうキツい運動の中で、健康のためにウォーキングをしているという方もいらっしゃるはずです。ですが、実はウォーキングは決して体の衰えを食い止めるとは言い切れない事実があるのです。

それはどういうことなのか、そしてその理由は何なのか、一緒にみていきましょう!

速筋の衰え=体の老化

そもそもとして体の老化の定義は多様だと思われます。
ここではその一つの大きな指標として「機敏さ」「俊敏さ」を体の若々しさ、老化の定義としたいと思います。
つまり、敏捷性が低くなる=体が老化している、と定義しましょう。

こう考えた時に次に生まれる疑問は、そういった敏捷性はどのようにして決まるのかということですよね?
敏捷性は当然ながら筋肉量によって決まります。ただし、闇雲に筋肉量が多いから若いと言い切れるわけではないのです。

筋肉にも2種類あって「速筋」「遅筋」に分かれます。
そして、敏捷性に大きく関わるのが速筋の方です。

ここまでをまとめると、体の老化とは敏捷性が失われることによって起きるもの。そしてその敏捷性は速筋が失われることによって、失われていくものである。
こういったことがお分かりいただけるはずです。

では、次に速筋と遅筋についてもう少し深掘りしていきましょう。

速筋と遅筋

まず速筋の特徴から見ていきます。

速筋は文字通り速い動きをするときに働く筋肉で、瞬発的な力を発揮します。まさに敏捷性に大きく関わるもので、その色から白筋とも呼ばれます。この速筋は意識して鍛えないと落ちやすいのも特徴です。
つまり、いわゆる筋トレのようなことをしないと速筋が落ち、敏捷性が失われ、体が老化するということになるのです。

次に遅筋ですが、こちらは持続力に大きく影響する筋肉です。その色から赤筋とも呼ばれるもので、ウォーキングなどで鍛える事が可能です。

なぜウォーキングでは老化を抑えられないのか?

ここまでで察しの良い方はお気づきでしょう、なぜウォーキングでは体の老化を抑えられないのか・・・。

そう、ウォーキングで鍛えられるのは遅筋だけであり、速筋ではないのです。しかし、体の老化を食い止めるために重要な役割を果たしているのは速筋です。

だからこそ、アンチエイジングのためにウォーキングをしているというのなら、実はそこまで大きな効果はないという事なのです。

ただ、散歩、ウォーキングには健康面において良い役割を持っていることも事実です。特に朝散歩はセロトニンの生成を促進させたり、適度に心拍数を上げてくれたり、気分を明るくさせたり・・・、さまざまな健康効果をもたらしてくれます。

ですので、ウォーキング自体を否定するつもりは全くありません。
しかし、アンチエイジングという観点で言えばウォーキングは効果的ではないという事です。では老化をどのように食い止めるのか、もう少し掘り下げていきましょう。

速筋を鍛えるには

具体的にアンチエイジングをするためにはどうすればいいのかと言えば、単純に速筋を鍛えると良いのです。そしてその速筋を鍛えるためには最大筋力の40%以上の負荷をかけると良いそうです。

そこでウォーキングはどうなのかと言えば、最大筋力の5%程度しか負荷がかからない・・・。早歩きはどうか?と言われても、それでも15%程度。階段でも同じです。
ですので、基本的にウォーキングで敏捷性という観点におけるアンチエイジングは不可能だといえるでしょう。ですので、最低でもランニング以上の負荷をかける必要があるのです。

今回の参考文献ではタイトルにHIITというのが入っているように、HIITをごり押しされていますが、確かに効率的で効果も出るすごく良いアンチエイジングの運動であると言えます。HIITなら短時間でしっかり効果を出せるので僕自身も強くお勧めできます。

確かにキツいものではありますが、ちゃんとやれば効果がついてくる、結果が出るのでやっていて嬉しく、達成感を味わえます。

いきなりハードなものをするのは挫折につながりますので、YouTube等で「飛ばないHIIT」などのように負荷の少ないものから徐々にハードルを上げていってチャレンジしていくのがいいと思います!

少しずつ速筋を鍛えて、長く若々しい体を保っていきましょう!

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?
今回はウォーキングではアンチエイジングにならないという記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!


速筋の衰え=体の老化

速筋が落ち、敏捷性が失われることが体の老化となる。

速筋と遅筋

速筋は瞬発的な力を発揮し、敏捷性に大きく関わる。しかし意識して鍛えなければ落ちやすい。
遅筋はウォーキングなど低負荷な運動で鍛えられる持久力に関わる筋力。

なぜウォーキングでは老化を抑えられないのか?

ウォーキングでは速筋を鍛えられず、敏捷性をキープできないから。

速筋を鍛えるには

最大筋力の40%以上の負荷をかけなければ速筋は鍛えられない。
だからこそウォーキングをアンチエイジングとして取り組むのではなく、比較的低難易度のHIITから始めることをおすすめする。


今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!

ではまた!

↓今回の参考文献はコチラ!↓


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