注意すべき食事【腸内環境編】
皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!
僕は高校教師としてもうすぐ7年を終えようとしています。
その間3つの高校、教育実習を含めれば3校種、5校の児童・生徒たちを見てきました。塾講師時代も含めると本当に多くの子どもたちを見てきました。
その中には、教育困難校(あまり好きな言い方ではないが・・・)と呼ばれるところに赴任したこともあります。
そこで僕が感じたことは困難校と呼ばれる学校の生徒たちの昼食があまり良くないんじゃないか?ということです。
そんな中でたまたま手に取った本がコチラ!
この著者も全く同じことを前書きで述べておりましたので、僕の考えに確信が持てました。
もしあなたに子どもがいるなら、ぜひこの記事の内容を参考にしていただき、良い方向に成長できるよう手助けをしてやってください。
子どもだけでなく僕たち大人の食事にも大いに共通しますので、みんなの食生活の改善をしていきましょう!
では早速内容に入っていきましょう!
腸の重要性
さて、今回は腸内環境にフォーカスをしてみていきます・・・、が、腸ってそんなに大事なの??って感じ、しませんか?
正直、僕もこうやって勉強をし始めるまでは内臓について、腸についてなんてどうでもいいとさえ思っていました。
食べておいしい、野菜ならなお良し、みたいな感じですね。
ですが、この本をはじめ、勉強を始めてからは腸がいかに僕たちの生活において大切なのか強く思い知らされました。
もったいぶらずに僕が腸を重要だと感じている理由をお伝えすると、腸と脳には相互関係があるからです。すなわち、腸の状態が脳の状態を左右するということです。
例えば、腸で生成されたセロトニンが脳にいくことで幸福感を感じられ、かつそれがメラトニンの材料となり睡眠の質を高めます。
逆に、腸に異常をきたせば脳にストレスがかかります。それだけで済めばいいのですが、のちに述べますリーキーガット症候群になってしまうと余計に脳に悪影響を与えてしまいます。
たかが内臓だと思われるかもしれませんが、それが僕たちのあらゆる判断の中枢を担う脳に大きな影響を与えているのです。
だからこそ、腸はとても大切なものなんです。
小麦に潜む悪魔
では、そんな腸を大切にするために絶対に避けたいものは何かというと、小麦です。小麦にはグルテンというものが含まれていてこれが腸に対して悪さをするのです。
グルテンと聞くと、最近健康的な食品としてグルテンフリーの食材をたまに目にしますよね?そのことから、グルテンが何かしら健康に悪影響を与えるということは理解しやすいと思います。
ではグルテンの何が良くないのかというと、リーキーガット症候群を引き起こすからです。リーキーガット症候群についてはもう少し後で述べますが、その前にグルテンが体にどんな作用をするのかを先に述べていきます。
ほんの少しだけ専門的な話になりますので、リーキーガット症候群について知りたいという方は飛ばしていただいてOKです!
グルテンの悪影響
ではグルテンがどのように悪さをするのか見ていきましょう。
小麦に含まれるグルテンは胃で分解されにくいため、未消化のまま腸に届きます。そこでゾヌリンという物質を作り出し、それが腸のタイトジャンクションを壊します。つまり腸のバリア機能を破壊するのです。
これがグルテンの持つ体への悪影響です。
リーキーガット症候群
そのようにグルテンによって腸に穴を開けられた状態をリーキーガット症候群と呼びます。この状態では細胞と細胞の間から体内に炎症物質が流れ込んでいきます。
こうなると炎症物質が脳まで達し、脳にも炎症を引き起こしてしまいます。
なんだか、脳に炎症が起きるといってもあまりイメージが湧きませんよね。
具体的にどんなことが起きるのかというと、まず脳細胞に栄養が十分に行き渡りにくくなります。そして、脳細胞が死滅し、脳の健康な状態を維持できなくなります。
そうなった結果、いつもソワソワしていて長時間じっと座っていることができなくなります。当然、そんな状態では仕事や勉強に集中できるわけがありませんよね。
リーキーガット症候群で最も恐ろしいのは脳に炎症を起こすということなのです。
グルテン不耐症
グルテンの悪影響は腸内環境を荒らすだけではありません。
それ以外にもグルテン不耐症というネガティブな効果も体に与えます。
具体的な症状としては
・喘息
・疲労感
・消化不良
・アレルギー
・集中力の低下
が挙げられます。
パンやうどんなどを食べた後に、だるくなったり眠くなったりする人はもしかするとグルテン不耐症であるかもしれませんね。
実は小麦だけじゃない
ちなみにここまで小麦、もっと言うとグルテンにばかりフォーカスしてきましたが、実はそれだけが腸内環境を荒らすわけではありません。
例えば乳製品もその一つです。
牛乳などに含まれるαカゼインという成分は日本人の多くが分解できず、未消化だとリーキーガット症候群の原因ともなります。
また、お菓子やジュースなどにも注意が必要です。
これらを摂取しすぎ、糖質過多になった場合腸内のカンジダ菌が増殖しすぎ、悪さをするようになります。その結果としてこれまたリーキーガット症候群となりかねません。
ですので、乳製品や甘いものとはよくよく考えて付き合っていかなければなりませんね。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか?
今回は腸内環境において注意すべき食材についての記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!
腸の重要性
腸は脳と密接な関係にあるからこそ重要な内蔵器官である。
小麦に潜む悪魔
小麦にはグルテンという成分が含まれており、これが諸悪の根源である。
グルテンの悪影響
グルテンがゾヌリンを腸内で作り出し、それが腸のバリア機能を破壊してしまう。
リーキーガット症候群
腸のバリア機能が破壊されるということは、腸に穴が開くということ。これがリーキーガット症候群であり、炎症物質が体内、脳内へと流れ込んでしまう。
グルテン不耐症
リーキーガット症候群だけでなく、さまざまな不調をグルテンによってもたらされることもある。
実は小麦だけじゃない
腸内環境において注意すべきは小麦だけでなく、乳製品や糖類も含まれる。
今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!
ではまた!
↓今回の参考文献はコチラ!↓
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?