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【食べる】春告げメシと言えば、やっぱり豆ご飯!?

もうすっかり春もたけなわ?
いえ、東北や北海道は
これからですよね?

少し前、
行きつけの立ち食い蕎麦屋さんで
ニシン蕎麦を季節限定メニューで
出していました。

その時のポスターには
「春告げ魚」と書いてありました。
ニシンは春を告げる魚でしたか。

気になって、
春告げ魚を調べると、
ニシンの他にも、
魚ヘンに春と書くサワラも
また、春告げ魚でした。
他にも、メバルやサヨリも
同じく春告げ魚でした。

ところで、他のジャンルにも
春を告げるものがありますね。

春告げ鳥といえば、
やっぱりウグイス。
それから、メジロも。

それから、
春告げ花といえば、
サクラ?かと思えば、
梅だそうです。
サクラは春たけなわの花で、
春を告げるシーズンには
ちょっと遅過ぎるからだそう。

さて、書きたかったのは、
「春告げメシ」というグルメは
あるのでしょうか。

まずは、フキノトウなど
山菜の天ぷらが思い浮かびます。

でも、自分の故郷、和歌山には
ちょっと違う食べ物が
春の到来を告げてくれました。

豆ご飯です。

うすい豆、
あるいは、それとよく似た
グリーンピース豆でもできます。
超簡単です。
鮮やかな緑色がいかにも
春らしい季節感です。

炊飯器に、
ふだん通り、米と水を入れ、
うすい豆を加えて炊くだけです。

好みですが、
私は塩を少々加えます。
塩を加えると、
豆の甘みが引き立ちますから。

料理好きな方なら、
煮きったみりんや
和風出しの粉末を少々加えたら、
また美味しくできますね。

でも、旬の豆の甘みを
シンプルに味わうためには、
なんも入れなくてもいいですね。

で、これはこれで、
十分に春告げメシですが、
学生時代によく行っていた
八百屋のお父さんから聞いた
究極の春告げメシは、
この豆ご飯に、
ほぐした生タラコを入れるんです。
フサをほぐしたタラコでもいいし、
小さく切った生タラコでも良し。
タラコを入れてよくかきまぜる。

これは見栄えがバツグンです。
ご飯のホワイト。
うすい豆のグリーン。
生タラコのピンク。

きれいな3色のご飯は、
もうお新香や金山寺みそがあれば
それだけで十分です。

生タラコでは味のパンチが
足らないと思う方なら、
明太子を使ってみることを
オススメします。
ほぐして入れても美味しいです。

ピンク色ではなく、
赤色になりますが。

うすい豆が見つからない時は、
グリーンピースでも代用できます。
豆としては、大きめのソラ豆も
また味が変わって新鮮ですよ。

あくまで、3色にするのが
ポイントでしょうか。
どんどん具材を加えたら、
4色ご飯、
5色ご飯となるのは、
もうちらし寿司みたいに
なってしまうので、
やはり、豆ご飯は、
豆をメインに味わいたい。
これが私の春告げメシです。

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