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【今日は何の日】11月30日は、シルバーラブの日。老いらくの恋。

今日は何の日かなあ?
まだ朝から書くネタが見つからない。
そこで、ふっと
ネットで調べたら、
今日は「シルバーラブ」の日でした。

高齢者の恋愛をもっと広める日?
制定した側の目的がよくわからない(笑)

でも、11月30日の、
他にもいっぱい並んだ項目で、
私には「シルバーラブの日」が
一番インパクトがありました。
絵本の日とか、
みりんの日とか、
鏡の日とか、
いいお尻の日とか、
キャッシュレスの日などなども
あったんですが。

キャッシュレスもいつか
記事にしたいテーマですけど、
今日はなんだか「ラブ」な心境です。
「シルバーラブ」。

1943年(昭和23年)
歌人の川田順66歳は、
先に妻も失っていたが、
歌の弟子であった教授夫人40歳と
倫ならぬ恋仲になっていく。
そのため、夫人のほうは夫と離婚する。
それに自責の念を感じた川田氏は
家出をしてしまった。自殺の為に。
なんてまた寒い時期に、
決行したんだろう。
恋は盲目?
当人は熱々だったかな。

その時は、川田氏のご子息が
父親を無事に見つけた模様で、
その後、二人は見事に
翌年、結婚したんだそうです。
そんなにうまく行くことって
あるのでしょうか?

よかったですね。
というか、凄いですね。
この二人の愛の力は。
66歳の男性が奏でるには
あまりに眩しい愛の物語です。

そんな歌人・川田順は
こんな歌を以前に歌っていました。
「墓場に近き老いらくの恋は恐るる何もなし」。
この歌が雑誌や新聞で広まったため、
「老いらく」というワードが
その年の流行語になったほどでした。

流行ったり、話題になるってことは
普通の人間には
そんな恋路はなかなか
できないからでしょうし、
また見事に結婚するなんて
なかなかミラクルな出来事。
そう簡単にはなしとげられない物語。

でも、可能性としては
私にだってできるかもしれない(笑)。
皆さんだってできるかもしれない(笑)。

愛は、死ぬそのときまで、
諦めてはいけないのかもしれない。
「恐るる何もなし」の境地に
なれたのならば…。


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