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【読書】断酒はできたけど「断本」はできません?

断酒して1年4ヶ月。思っていたよりも
辛くなかったのが、意外でした。

もともとお酒がないと生きていけないよ~
みたいな人ではなかったからかな?

でも、これまで、止めるべきなのに
止められなかったことは、いっぱいあった。
ひと目惚れ病は、今も酷いですね。
毎日ラーメン病や、深夜のポテチ中毒は…
これらは意外と断ち切れました。
どうも美女には弱いらしい。

でも、さすがに50歳…女性よりは
読書のほうが俄然楽しくなった。

コーヒーも一日2杯は飲みたい。
これは明らかに依存症…。

中毒といえば、紙の活字ですね。
紙の本を持たないまま一時間も
電車に乗るなんて絶対にできないです。
トイレにも本無しでは行けません。

もしも、活字中毒は根絶せよ!なんて、
ヒトラーみたいな頭のおかしな政治家が
権力を握ったら?
古代中国の秦でも「焚書」で
貴重な書物が大量に燃やされた時代が
あったわけで、
有川浩『図書館戦争』や
レイ・ブラッドベリ『華氏451』も、
焚書がテーマ。

まんざら笑い話で
済まなさそうな所があるのは、
紙の本や活字の効用について
危険を感じてる人間が一定以上、
存在するからでしょうか?
そんな時代や為政者が来ないよう
祈らねばなりませんね!

それに、この先、
電子書籍だけが一般に流通し、
紙の本はオンデマンドで
特別に高いお金を払って
プリントアウトしてもらう時代が
もうそこまで来てるかもしれない、
これは決して笑い話ではないよう…。

それはめちゃくちゃ困ります。

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