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【本】友人に本をオススメするゲーム?

もっと本好きな人を増やしたい。

最近、同い年の友人3人と
ご飯にいきました。

私と同じ54才の男性一人、
同い年の女性二人。

彼女らは割りと本は読む方です。
村上春樹の話題作なら
まずは読んでいるはず。

さて、何かオススメな本を
オススメしよう。
年末には別のグループ3人に
宮沢賢治の文庫をプレゼントしたら
喜んでもらえて、気持ち良かった。

買う時、本にカバーをしてもらって
中身がわからない状態にして、
友人たちに選んでもらう。
『銀河鉄道の夜』か
『風の又三郎』か
『注文の多い料理店』か
ちょっとワクワクしながら、
選んでもらうのが楽しい。 

働き盛りで、小説や童話から 
遠ざかってる友人知人が、
宮沢賢治を読み直すことになるなら、
それだけでもう嬉しいですね。

今回は、宮沢賢治はどうも
読みそうにないメンバーだ。
でも村上春樹なら読みそうな気がする。
特にその中で、一人の女子は
村上春樹の小説はあらかた読んでそう。

でも、案外、エッセイなら
読んでないかもしれない。
旅にまつわるエッセイ
『使いみちのない風景』や、
ギリシア・アトス半島の聖地巡礼
『雨天炎天』は、案外、
彼女らのアンテナからは
漏れていたりするのではないかしら。
でも、『雨天炎天』は
女人禁制の巡礼の話だから、
女子がそれを選んでしまっても、
あまり気持ちを込めて
読めないかもしれない。

で、その日集まる三人のため、
最終的には、以下の3冊にしました。
『使いみちのない風景』
『走ることについて語るときに
僕の語ること』
『もし僕らのことばが
ウィスキーであったなら』

この3冊を買い、
カバーをしてもらって、
宴もたけなわになった時に取り出して
3人に選んでもらいました。

そうしたら、
運よくも?三人は上記3冊を 
まだ読んでいなかったので
喜んでもらえました。
また、運よくも、
ウィスキー好きには
『もし僕らのことばが…』を、
ジョギング好きには
『走ることについて…』
旅行好きには
『使いみちのない風景』が
いき当たる結果になりました。

本好きな人であっても、
本中毒ではない人は、案外、
エッセイは読まないなあということが
証明されてしまった。

もっともっと、
本好きな人が増えますよう、
これからも地道な布教?活動を
していきたいと思います(笑)。

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