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【冬ドラマ】それでも私は日本ドラマに期待していたい

最近、日本のドラマは厳しいという。
たしかに、人気映画監督の
是枝裕和や三池崇史さんは
去年、韓国ドラマスタッフから
オファーを受け、
韓国に行き、
世界配信用のドラマを作っている。

もはや、仕事場は世界だ、
日本より優れたドラマが作れる韓国に、
映画界の人気監督たちを、
持っていかれた訳です。

韓国のドラマスタッフは
そんなにすごいんだあ。

でも、日本のドラマ界だって
「silent」が生まれたんだ、
あの作品のように、
思いきった若手の
脚本家や演出家を起用したら、
あんなにも大きな化学反応が
起きたんですから。

今までは、10人前後の脚本家が
ほぼワンクールのドラマを
独占して、若手はそこに入れなかった。
若手が育ちにくかったんですね。

それから、
一話読み切りを成功パターンとして
「相棒」や「科捜研」を量産してきた
テレビ朝日系列ドラマの存在。

このやり方が称賛されてるうちは
日本ドラマには未来がないと
感じてきました。

それがですね(笑)。

今、ティーバーばかり観てるんですが、
テレビ朝日系列の
「相棒」も「科捜研」も、
ティーバーのドラマランキングでは、
ベスト30には、入ってないんですよ。
ヤッター(笑)。

わたしが待望していたのは、
こんな時代が来ることでした。
(いや、一応、相棒、好きな時期も
ありましたよ)。

韓国ドラマは
どれもほぼ、一タイトル、約20話以上、
日本ドラマの倍の長さですね、
リアルタイムでどんどん
長く作っていくんですよね。
政府からも奨励金がでてる。

日本ドラマと韓国ドラマの現場を
安易に同じに比べてはならない
かもしれない。

でも、一話読み切りの
「相棒」系がやっと日本でも
終わりに近づきつつある。
やっと量産型ドラマの沼からの
脱出をドラマ界が探し出してる。

日本ドラマも、これで
希望が持てるようになりました。

今クールはどうなるか、
ワクワクもし、
ビクビクもしていますが、
脚本家や演出家が
今までは、ベテランばかりにしか
仕事が回らなかった日本ドラマ界。
それがこんなに韓国に差をつけられた
いちばんの原因でしょうね。

日本では、
今も、新番組について、
主演俳優、女優さんの紹介から
CMが始まりますが、
そんな時代はそろそろ終わりに。
そうして、次代的には、
脚本家と演出家が
誰なのかが先に話題になり、
CMでもそれが先に紹介になるよう
期待しています。

ちなみに、
今クールでは、
広瀬すずのドラマと、
田中圭と門脇麦の音楽ドラマ、
バカリズムが脚本を書いたドラマは
確実性が高そうだけど、
佐藤健と井上真央の
ゴースト系は脚本家次第ですよね。
どうなるかなあ?
日曜ドラマはどうだろう!
毎回そのベタさに賛否が分かれますが、
温かい目で見ていきますか。

北川景子のリーガルものは、
マンネリ化した職業ものパターンで、
ガッカリしましたが…。
2話目からの回復を祈るばかり。
 
でも、意外なヒットが
一本、二本、きっと出てくるから、
やめられないんですよね、ドラマ。

だから私は、この日本ドラマ界に、
希望を持ち続けたいと願います。

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