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【後半は有料】500時間投げ銭コーチングをして分かったお金と心理の真実

みなさんこんにちは。
外資系ゲーム企業の日本支社長などしてたんですが
突然コーチングにハマってしまって
収入を投げ捨てて
1年間コーチングに捧げてしまった人、じゅんです。

この入り↑が激レアさんだとすぐにわかった人は天才です。
よっ、天才。


まずは前提の話

事の経緯をかいつまみます。
1,スマートフォンゲーム業界でそこそこキャリアを積んでいたが、
  自分の能力に限界を感じていた。
  特にリーダーシップやマネジメント
2,そこで直感で「コーチングを勉強してみよう」と思い立ち
  2020年は仕事をせずに勉強に打ち込んだ。
3,学びながらコーチとして活動を始めたものの
  「お金」の問題にぶちあたる。
  むしろそれを研究対象にして、1年間投げ銭をやりきる。

このnoteでは

めちゃ長文ですが、
1,コーチング及び個人ビジネスあるある
2,心理のプロが発見したお金と心理の関係
3,実際にもらった金額や傾向、その性格や考え方まで

書きます。


コーチングとお金

コーチングがなにかわからない方はこちら↓

さて、このアメリカでは1.5兆円産業になっているけど
日本ではまだまだ「怪しい。宗教?」と思われて無くもないコーチング。
幸いにも「1兆ドルコーチ」と「嫌われる勇気」のお陰
コーチングに対して興味を持つ方がここ数年激増しております。

僕もこのnote執筆などを通じて理解してもらおうと努めつつ
実際にコーチングを受けてくれる方々を募集していました。

幸いにも、知人やその紹介を中心に多くの方に受けていただき
この1年間でざっくり500時間コーチングしてきました。

その時の感謝を綴ったnote↓


まずはこの1年間まだまだ修行途中のコーチングを
受けてくれた全ての方に感謝致します。
本当にありがとうございます。
お陰様で、1年3ヶ月かけて
国際的にもトップクラスのコーチングスクール
CTI(Coaching Technology Institute)
の認定資格CPCCと
国際コーチング連盟が認める
PCC(Professional Certificated Coach)
の資格を取ることができました。

なんのこっちゃ
と思うかもしれませんが、
平たくいうと、

正真正銘一人前のプロコーチ

特にPCCは3段階ある資格の2番目にあたり
500時間の実践と
150問の「コーチとは?」問題をくぐり抜け
ようやく手に入る資格ですので、
これを持っていて「いやいや私なんてまだ」
と言ってしまうと、同じ資格の方に申し訳ないレベル。

そして、その500時間は
ほとんどの人からお金をいただいてコーチングをしていました。
それが資格取得の条件でもあるし、
何よりこういう出来事↓もあって
「お金をもらい、その分全力で取り組む」
と心に決めたからであります。


結果、僕は「投げ銭制」
=毎回受けた方に値段を決めて払ってもらいました。
そんなやり方をしているコーチは聞いたことないし
必ず「なんでそんな事したの?」と聞かれます。

ここには僕なりに
明確な根拠、信念がありました。

投げ銭で1年間コーチングをしてきた理由

1,適正価格にピンとこない
 冒頭の通り、コーチングはまだ日本では「理解されていない」ものだ。
 カウンセラー、怪しいセミナー、占い師などいろんな誤解があるし
 何より「何を受け取るのかよくわからない」サービスなので
 ○○円、と言ってもピンとこない。
 原価も成果物も曖昧な為、価格にお客さん側は納得感が出ない。

2,「わからないからやめておく」と言われてしまう
 僕がコーチングした方の99%はコーチング自体が初めて。
 つまり、全くよくわからないし何を得るかわからないので
 例えば、5千円と言っても、よくわからないものに5千円払う人は少ない。
 僕としては「とりあえず受けてほしい」
 そして「受けたら価値がわかる」と思っていたので、
 最初のハードルをなるべく下げたかった。

3,払う人は払う自信があった
 実は結構、ちゃんと払ってくれる人がいる自信はありました。
 僕自身がそういうタイプなのですが、
 良いと思ったらその分ちゃんと払いたい。
 そして僕が元々何出身か?無料のスマホゲーム開発です。
 ゲームにハマれば人々はお金を喜んで払う。
 コーチングも、価値を感じたら払ってくれる自信がありました。

4,そして本当の目的

こそが、このnoteで集大成にする
マーケティング・リサーチです。
日本で普及していないコーチングを、
初めてを受けた人々は、一体幾らの価値を感じるのか
それを肌で感じたかった
のです。
そしてそこで学ぶ事がとても多いのではないかと思いました。
もちろん人によって収入は全然違います。
年齢も下は12歳、上は65歳。価値観も全然違います。
その中で、どんな金額を人々は払うのか
そしてそこにどんな心理状況が垣間見れるのか
それを楽しみに、
僕はどんなに低い金額を出されても
心を折らずに頑張ってきました。
どんなに、
どんなに低い金額を、、、ウウゥ、、、(本当は心折れてた)


その1年間のお金、
そしてお金とともに揺れ動く人の心を

このnoteで完全にレポートします。

実際の金額もバンバン出します。

出しますけど、、、
出しますけどね!!
いやマジ結構辛かったんですよ!!!
人によってはね、90分とか、120分とか!!
それだけ一生懸命話聞いて、質問して、
ヘトヘトになるまで掘って掘って
「本当に受けて良かった。人生変わりました!!」
って言って○○円とか出すんですよ!!!!!!

お前の人生変わったは○円かよっっっ!!!!

とヨタうち回りながら苦しんだ後
自分が去年まで稼いでいた金額からの落差に悩んだ後

「まあ、自分で決めてやってるからな、、、」
と言って乗り越えてきたその渾身のnoteなんですよこれは!!

だからせめてね!!

1,実際の金額。最高・最低額、分布、平均額。
2,男女年齢別など、どんな人が幾ら払ったのか
3,そこで発見したお金と心理の法則

↑この3種類はすいません!有料で売らせてください。
いや、ここでお金稼ぎたいとかは無いんですよ。
無いけど、さすがになんかこの一年の思いは、
価値を感じてもらえる人に読んでもらいたいんですよ。

それでも、無料部分でちゃんと
A、全体的なまとめ
B、有益な情報
C、こんな面白い人いました

は書きます。そこだけ読んで帰ってください。

あと、同じコーチ仲間や
似たような仕事している方には
ビジネスに役立つ自信があります。ので!


第1章 統計

まずは全体的な数字から

投げ銭は全部で142件。

サンプル数は実数よりだいぶ少ないです。
理由は法人契約を何社かいただいていまして

その社員の方に大量にさせてもらっています。
法人からはさすがに定価でいただいていますので
今回の要件からは外します。

受けていただいた投げ銭クライアントの内訳

・直接の知り合い  51%
・友人からの紹介 37%
・SNS経由             12%

こう見ると、結構偏りがあります。
ちなみに「友人からの紹介」のなんと半分が
↓この男からの紹介です↓

本当に感謝していますし、
確かに彼の勤めている会社は
コーチングと恐ろしく相性が良いと思います。
コーチングと組織形態・文化については
別途書きます。


年齢層

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・30代が一番多くて 43%
・続いて20代             34%

やはりトレンドに敏感な年齢層が中心。
10代と 40代以降で受けてくれた方は全員
「その方が信頼している人」に紹介されて来た模様。

※重要説明事項ですが、クライアントに年齢を聞くことはありません!!ので、話の中で言っていただいた方以外は「推測」です!
でもほぼ話に出てきますので精度は高いかと。
男女比は、感覚的には女性が多かったイメージだったのに
男女=57:43
と意外にも逆。

因みにコーチ自体の人数は女性が多数派です。
コーチ先進国北米と欧州では75%のコーチが女性
ジェンダーギャップもあるアジア地域・日本でも60%が女性です。

収入面のデータは有料範囲にて。

継続して受けてくれている方は最高15回。最低は1回です。
頻度は月1回が一番多く
ついで2週間に1回。
毎週やってパタっとやめる、ライザップ的な人も。


世の中のコーチングって幾らくらい?

番外編
世の中のコーチングは
実際幾らで行われているのでしょうか?
国際コーチング連盟ICFによる世界平均は
1時間US$100-150が中央値
但し、平均値はもっと高い。
US$75以下は10%程度
逆に11%がUS$300以上だったりします。
まさにバラバラなのですが、
研修期間中の方々(まさにこの1年の僕)が
$75以下の層。
有資格者になると
ほとんどが1時間$100以上のようです。

世界で一番高額と言われるコーチは
噂では数千万円とか・・・

国際コーチング連盟のページにはこんなデータも

スクリーンショット 2021-03-28 23.31.36

スクリーンショット 2021-03-28 23.31.41

費用対効果をどう判断しているかは知りませんが
少なくとも北米と欧州では
既にビジネスのスタンダードといって差し支えないでしょう。


第2章 こんな事がありました

さて、リアルな金額の話は有料においておいて、
僕が投げ銭を続けて体験・感じた事を書きます。
あまりに核心ついた所は有料限定で○伏せ字になってます。


1,人々に「投げ銭で」と言った時の反応

 ほとんどの人=>「え、困る」
 そして続けてほぼ必ず「○○○○○?」と聞かれました。
 これは本当に、マインドがよく現れた質問だと思いました。
 値段とはどうやってつけられているかの学びになりました。

2,困らなかった人たちは

 全体の10%以下ですが、
 値付けに「全く困らなかった人たち」もいました。
 彼らは実は総じて似た感覚・バックグラウンドを持っていました。
 これが本当に不思議なんですが、
 単純に言うと「自分の中でお金の概念がぶれない」んですね。
 ○○が多いですが、真逆な属性の◯◯の◯もたくさんいました。
 皆良くも悪くも○○○です。

3,満足度と値段の関係

 実は、僕が一番気になっていたのはこの点です。
 投げ銭は毎回終了後に好きな値段で払ってもらいます。
 そうすると、満足度が高い=値段が高いという傾向が
 ある程度あるのではと推測しました。
 結論:関連はあったのですが、
    満足度以外の要素の方が影響力が大きい

 その公式は「金額=満足度x○○x○○x○○」です。
 実施時間は全く関係がありませんでした。

4,同じ人でも金額が毎回違うか、同じか

 これはぱっくり別れます。
 完全に毎回同じ派が8割。
 毎回多少違う派が2割です。
 毎回違う人の変化は、明確に満足度の差でした。
 つまりこの2割は「満足度で金額を変化させる」
 という価値観があります。
 この人達はほとんど○○で、
 考え方にもある特徴があります。

5,めっちゃ低い金額をつける人

 ・・・いました。いたんですが、
 恐らく2パターンの方がいました。
 1つは天然タイプ。
 つまりそのくらいが妥当だと本当に思っている人。
 あまりに普通に○円出してくるので驚きましたが
 コーチング自体気に入っているようで、その差に驚きました。
 2人いて、両方とも○かつ○です。不思議ですね。

 もう1つは、、、「罰を与えてやる」タイプです。
 つまり、コーチングにおいて気に障る事があり
 「満足していないんですけど!!!」を
 金額で表現した形です。
 その人達が実際何に気を悪くしたかはわかるんですが
 コーチは「心地よい事を言って気分を良くする仕事」
 ではないので正直仕方ないと思っています。
 夜の店的におだてるのではなく、辛い現実に向きあってもらいます
 こちらの方々はもちろん、以降連絡はありません。
 せめてどこかで、僕の言った「不都合な現実」が
 変化のきっかけになってくれたらと思います。

6,めっちゃ高い金額くれた人

 はい。。。いました。
 なんというか、こういう時に自分の小ささを知るというか。
 ああ、これが成功者のマインドセットか、と思った出来事
 がありましたので書いておきます。

 A:最初から高い金額をつけてくれた方
  当たり前ですが、この方々はお金持ちです。
  実際どこまでかは知りませんが、
  少なくともサラリーマンではありません。
  ほとんどが経営者、あとは有名人ですね。

ただし「経営者やお金持ちが皆高い額を払ったか」
というと、それは全く違います。
満足度=金額でもなければ
収入=金額でも無いんですね。
この方々の共通している価値観は
「自分にとって価値を感じられたら、高く払いたい」です。

けして「持っているからあげる」ではなく、
「自分が仕事でやっているのと同じように
価値に対して適切な金額を出す事こそ正義」という考え。

因みにこれ、コーチング用語ではエフィカシーと言ったりします
(僕の習っているCTIでは使いません!別の流派!)

この成功者のマインドは知識では知っていたんですが
本当に成功している人が、
本当に普通に実践している
のを見て驚きました。
以降僕はエフィカシーをとても大事にしています。
後半で細かく解説します。

 B:途中で自ら「値段を上げたい」と言った方
  もいました。しかも2人。
  凄くないですか?
  自分から「値段上げてください」って言ってきたんです。
  あ〜もう参った〜と思いました。
  その2人は2人とも、コーチングを燃料の1つにして
  関わらせてもらっている期間でも
  どんどん結果を出していきました。
  いわゆる「自分軸」を大事にしている人はコーチング最強です。

7,払わない人
  もちろんいました。でも全員多分忘れているだけなので
  こちらも、まあいいか、と思っています。
  上の話を読んだ後だと、皆さんも「ま、いっか」となると思います。
  金額や払うかどうかは問題じゃないんです。マインドです。
  あとから「忘れてました〜!」と言ってガツンと払ってくれた方も。


この後のコンテンツ紹介

第3章 値付けと心理の(裏)法則
 ・投げ銭+コーチングをする立場だからわかった、お金と心理の関連性について語ります。ビジネスをしたり、マーケティングに関わる方には役立つ情報だと思います。
 ・「投げ銭、え、困る」の後、人々が何を考えどう値付けをしたのか。
 ・値段を決める公式「金額=満足度x○○x○○x○○」とは?
 ・値段を変える人の裏心理
 ・お金とゲーミフィケーション
 ・成功者のエフィカシー体験談

第4章 完全公開 金額のリアル
 ・いただいた最低額、最高額、平均値、その傾向
 ・デモグラフィックと金額
 ・値段の変遷が面白い
 ・結局、投げ銭はどれくらい損or得したのか?


初の有料note挑戦です。
これまでの頑張り、これからの応援のつもりで
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