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海外への挑戦 ~あたりまえだった景色~

僕がアルゼンチンで設立した、無双Argentina C.F.が再び動き始めます。

クラブを立ち上げ、セレクションが終わり、リーグ戦に向けて活動を始めて矢先の3月後半、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言がアルゼンチンで発令されました。

スタジアムからは人が消え、公園でボールを蹴って遊んでいた子供たちもいなくなり、朝まで音楽を鳴らしながら騒いでいた週末の夜の喧騒もぴたりとなくなり、飲食店は次々に閉店していく。

そんな中でも、工夫をしながらトレーニングを続けてくれる選手達。
でも、自粛期間が続き経済的に食べることが出来なくなってくると、一人、また一人とチームを去っていきました。

夢をもって来てくれたはずなのに、僕には支え続けることが出来ませんでした。自分の無力さゆえですが、本当に悔しいです。

当初40日間の予定だった自粛期間は延長に次ぐ延長で既に6カ月を過ぎ、経済的にクラブを支えていけるかどうかの瀬戸際まで来ているのが現実です。

まるで可能性が厚い雲に覆われ、「夢なんて見てんじゃねぇよ。」とでも言われているようで、実際に夢にまで見たクラブ経営を諦めざるを得ないのか、自問自答しながら日々を過ごしてきました。

でも、今まで書いてきた記事を読み返してみて、このクラブがスタートできた奇跡や、クラウドファンディングで多くの人に支援頂けたことを改めて思い出し、もう僕一人だけの夢ではないのだ、この挑戦に自分が果たせなかった夢を託してくれている人もいるんだということを、再認識しました。


だから、

僕一人の想いだけで終わらせることは出来ないんです。

今月末からプロリーグが再開され、無双ArgentinaC.F.も活動を再開します。収束したわけではないので勿論注意は必要ですが、それでも、サッカーのある日常が戻ってきます!!!!!(ビックリマークを何個付けても足りないくらい!)

コロナによる辛く大変な状況下だったからこそ、みんなと深くつながることが出来たし、本音を口にすることが出来るようになりました。
僕は性格的に、辛くてもカッコつけちゃって本音を出せないタイプなのですが、そんなこと言っている場合じゃない!と強制的にリセットボタンを押されたような感覚になっています。

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無双Argentina C.F. 再始動します。(やった!!!)

☆☆☆
無双ArgentinaC.F.は、アルゼンチンリーグに挑戦し、2026年2部昇格を目指しています。




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