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純子
2024年4月7日 22:28
はっと耳を傾ける静まりかえったビルの谷間にこだまするどこまでも澄んだ声ホー ホケキョ迷い込んだか声を頼りに姿を探すエントランスの小さな桜からなんども なんども放たれる声その こだまにただただ 聴き浸る通勤途中の束の間空が白む今日が始まる
2024年4月22日 07:03
月曜日の通勤電車斜め前の人に思わず 頬が緩むああ、あの人も私と同じ土産袋満員の車内で重くかさばる土産物エピソードがぎっしり詰まっているような持ち手を替えるその重さが旅へ想いを巡らせる何から話そうか気ごころ知れた同僚談笑シーンまた頬が緩む車内に朝陽が射し込む