【やる気が出ない】ケース5 温度差を知らせる心臓(感情に良いも悪いもないシリーズ)
やる気が出ない(目次)
やる気が出ない感情が必要なケース5
【温度差を知らせる心臓】
やる気が出ないことを反省したり、
やる気が出ない人にやる気を出させようと努力している時に、
心臓の問題が発生する場合の
体からのメッセージ。
それは、
温度差
所属している団体が目指す方向と、
自分が目指す方向が違う場合、
体は無理に頑張らせようとはしません。
体は、人類を生き残らせるために、できるだけ才能を生かした役割に就かせようとします。
例えば、
音楽で生きていく!と、熱い思いを抱いていたUさんが、
結婚を機に、収入の安定を優先してサラリーマンになったというケース。
Uさんに、音楽の才能があって、体がその才能を埋もれさせるにはあまりに惜しいと判断すると、
サラリーマンの業務に対して、やる気が出なくなります。
チームの中で、やる気がない者がいると、だんだん空気が悪くなってきます。
この時、Uさんが、やる気を出そうと努力すると、不整脈が発生することがあります。
なぜ心臓なのか。
それは、
心臓の調子が悪い時は、急に熱いお風呂に入ったり、急に冷たいプールに入ることを避けます。
体は、「いま起きている問題は、コミュニケーションの問題ではなく、温度差の問題だよ」と、知らせようとしているのです。
また、自覚できる不整脈は、死を意識するため、
自分が死ぬときに後悔しないか、真剣に自分に問うきっかけになります。
このケースの不整脈を作るための骨の歪みがとても興味深いのです。
冠状動脈を調べても、血栓などは見当たりません。
心臓の組織そのものは正常なのです。
どうなっているのかというと、
後頭骨の生理的な動きに偏りが発生しています。
その偏りは、後頭骨に開いている穴(大後頭骨孔)内部に位置する延髄に影響して、心拍に異変が生じるのです。
ではなぜUさんの体は、この延髄への刺激を使うのでしょうか。
それは、Uさんが音楽の道に軌道を戻したらすぐに活動できるように、心臓や血管そのものは健康な状態を保っておきたかったと考えられます。
最近は、社内研修などで、部下のやる気を引き出すコミュニケーションを多くの人が勉強しています。
そのような良好なコミュニケーションが行われていても、どうしてもやる気が起きない場合は、
温度差の問題かもしれません。
Uさんの不整脈は、
「あなたが情熱をかける場所はここではないでしょう?」
と問いかけていたのです。
その後Uさんは、音楽のレッスンを再開させました。
音楽のレッスンに関しては、やる気がみなぎります。
会社の休日や有休を練習日に充てるので、体の負担は大きくなっているはずなのに、
不整脈はほとんど出なくなりました。
やる気が出ないという感情は、自分の才能を諦めさせないために、必要な感情です。
どれだけ奥様を愛していても、会社の人間関係に恵まれていても、その環境で生きている実感がわかない状態を作り、燃えられる場所に戻そうとするのです。
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次回は、【やる気が出ない】ケース5 温度差を知らせる心臓(感情に良いも悪いもないシリーズ)の番外編
部下がやる気がなくて、その理由が温度差の場合、上司である自分の体に出るサイン
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