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エミール•ガレ展へ
没後120年を記念して開催されているエミール•ガレ展を観に、渋谷の松濤美術館へ行ってきた。
松濤美術館はこじんまりとした美術館だが、住宅街にありとても居心地の良い私の大好きな美術館だ。
休日は混んでいるらしいのだが、私が行ったのは平日の昼間ということでガラガラで、ありがたいことにじっくりと作品を観ることが出来た。
こういう時に、主婦は贅沢だなと感じる。
ガラス工芸を芸術の域にまで高め「ガラスの詩人」といわれたフランスのエミール・ガレ。
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家である。
アール・ヌーヴォー(フランス語: Art nouveau)とは、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に開花した国際的な美術運動。「新しい芸術」を意味する。花や植物などの有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせによる従来の様式に囚われない装飾性や、鉄やガラスといった当時の新素材の利用などが特徴。分野としては建築、工芸品、グラフィックデザインなど多岐にわたった。
第一次世界大戦を境に、装飾を否定する低コストなモダンデザインが普及するようになると、アール・デコへの移行が起き、アール・ヌーヴォーは世紀末の退廃的なデザインだとして美術史上もほとんど顧みられなくなった。しかし、1960年代のアメリカ合衆国でアール・ヌーヴォーのリバイバルが起こって以降、その豊かな装飾性、個性的な造形の再評価が進んでおり、新古典主義とモダニズムの架け橋と考えられるようになった。ブリュッセルやリガ歴史地区のアール・ヌーヴォー建築群は世界遺産に登録されている。
ガラス工芸について私はあまり詳しくないが、一つ一つの作品がとても神秘的に感じた✨
ガラス工芸家エミール・ガレには、植物学者というもう一つの顔があり、植物をとても愛していたそうだが、
植物はもちろん、カエル、セミ、トンボ、鯉、タツノオトシゴなどたくさんの動物もモチーフとして取り上げられていて興味深かった。
ナスの形をしたランプもとてもユニークだった🍆✨
撮影禁止なので作品のご紹介は出来ないけれど、唯一撮影OKの猫型の置物。
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何とも言えない堂々とした気品のある表情をしている🐈
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それから松濤美術館は建物自体が作品でもある。(設計者 白井晟一氏)
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建物の上部が筒抜けになっていて、この日はお天気で青い空や雲を一緒に観ることが出来た。とても開放感があり気持ちが良かった💫
また時間を見つけて目の保養に訪れたい場所である😊
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