マニアとは
マニアとは、一つのことに熱中する人のことをいう。maniaはギリシア語で狂気を意味するそうだ。
クラシックの音楽マニアは、高いお金を払ってわざわざ海外の有名なオーケストラの演奏会には行かないと夫は言う。
ふ〜ん。そうなの?(私)
日本のオーケストラはレベルが上がって上手くなってきたので、日本のオーケストラのコンサートに回数を多く聴きに行くのだという。
確かに日本のオーケストラは海外のオーケストラと比べてもひけをとらないくらい上手くなったと思うけれどね。。
でも、歴史のある海外の有名なオーケストラの演奏も一度でいいから生で聴いてみたいと純粋に思ったりするんだけど。
国によっても解釈が違ったりして、いろんな異文化を感じるのも楽しみの一つだ。
夫は正真正銘の音楽マニアだ。
でも私は違うんだなと言うことがよくわかった。音楽を聴くのは好きだけど、教養やたしなみとして捉えているところがある。
演奏を聴くことでいろんな角度から楽しみ、自分の感性を高めたいと思っている。
だから、音楽だけでなく造詣は深くないけれど美術館や博物館に行くのも好きだ。
マニアの人は熱狂的だ。
亡くなった義父も狂気的な写真マニアであり鉄道マニアでもあった。人の為でなく純粋に自分の楽しみだけのために没頭して取り組んでいた。
私は好きなことにそこまでのめり込めない。
夫は、趣味とはそういうものだよという。
私は人の目を気にするのか、自分だけのために時間を費やすことにちょっと罪悪感がある。
少しでも人のためにという大義名分が欲しくなる。
でも残された時間はそんなに多くない。
還暦を過ぎたらそういう考えもなくなるのだろうか。
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