【英語】なぜ未来の建築は我々によって創られるのか?
こんにちは。新小樽少年です。
今日のテーマは【建築】です。私の専攻は【農業・環境・資源】がメインですが、なぜ【建築】なのでしょうか。それは【建築】と【農業】は実は関連があるからなんです。
農業は自然資源を利用した産業です。私たちを支えている食事やアミューズメントを考慮しても、我々の生活は自然と切り離すことができません。そういったうえで、農家さんはもっとも自然に近い場所で働いているといえます。
農家さんは単純に農作物を生み出す以外にも、土壌の手入れ、イノシシやシカなどの個体数を制限する役割を持っています。これは農村を維持するためには不可欠な作業とも言えます。
これらの作業は農村景観を生み出しています。農村景観とは人間と自然の営みを表象するもののことを言います。我々はその景観を目にしたとき、美しさを思わずおぼえてしまうと思います。
実はこうした農村景観には認定制度、世界農業遺産というものが存在します。上の写真は滋賀県野洲市の農業遺産。代表的なのはフィリピンのコルディリェーラの棚田群です。
(画像は阪急交通社のものを引用。)
こうした農村にもし大きなビルが建ってしまったらどう思いますか?
景観としては台無しですよね。恋人でいちゃついているときに、友達が話しかけてくるようなものです。それゆえ、建築は自然と空間上の共生が求められるのです。
今回はTEDから「あなたが作る建築の未来」という動画を参考に記事を進めていきます。プレゼンターはマーク・クシュナーさん。記事冒頭に動画もつけているので、ぜひ見てください!
1.建築と人間
建築とは非常に複雑なものだ。人々は住む家とオフィスをしっかり区分けしている。何の違いがあるのか。建築は複雑である。
アメリカ人全体で、家で過ごす時間は90%だ。だから過ごしやすい空間を作ること、それが建築だ。(笑)
ただ「パルテノン神殿」や「ローマ教皇領」のような建築を観れば、そんなことはない。それらの建物は民主主義を表象し、ダイナミックにたたずんでいる。人間の生命を、底力を表しているようにも思える。
2.建築の変遷
30年前の建築(代替1970年代)を観ればわかる。建物の窓は小さく、コンクリートで覆われている。すごく頑丈そうな造りだ。
これに対し1980年代以降の建物を観よう。とてもカラフルだ。高層ビルも経済と社会の発展を表象している。以前との変化として大きな点は、①人間味が溢れたこと、②モダニズムがより強調されたことだ。
3.変身
How is it possible that they become so ubiquitous through out the world?
「世界を通じて建物がユニークを出すことは可能か?」
建物はその形を通じて、人間の感情的な反応を引き出すことが可能になった。オーストラリア・シドニーのオペラハウスは最もモダンな建物だ。2010年には世界遺産に登録された。
この20年でInstagramやTwitterのようなデジタルメディアが発達した。その結果、我々の文化や観光形態もまた進化した。これは体験の在り方が多様化したともいえるだろう。
建物はただ居住や裁判といった、目的のための施設という形を変え、利便性や文化という要素を含みながら進化してきた。
NO BUILDING IS TOO SMALL FOR INNOVATION
建物はどのように立てられるのかが重要ではなく、何を立てるかが重要だ。
逆光の新小樽少年
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