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【環境】リサイクルと世界経済

こんにちは。新小樽少年です!
今日から新連載のスタートです!
テーマは【環境】です。取り扱う本のタイトルは「リサイクルと世界経済」です。著者は小島道一先生です。2018年に中公新書から出版された本になります。

「リサイクル」と聞いて皆さんは何を創造しますか?
おそらくリサイクルショップやメルカリなどで取引されている物を想像しているのではないでしょうか。

では古紙やペットボトルのリサイクルはどのような形で行われているのか、ご存知でしょうか?

それらは国内で再使用されたり、再び資源として再生利用されたりするだけでなく、海外に(特に中国)輸出されています。

中古品も発展途上国を中心に再使用されています。2015年において、新車の輸出数が485万台にたいして、中古車は128万台です。自動車輸出の21%近くは中古車なのです。

このようにリサイクルの国際化は多くの国で進んでいます。しかしこれらは経済的にも環境的にも良いように思えますが、実はリサイクル過程で多大な環境コストが生まれています。
環境コストとは環境汚染有害物による環境破壊みたいなものです。

また輸出時に有害廃棄物が混入していたりなどの副次的な問題も残されています。それゆえ、適切なリサイクル、資源の有効利用が進まないという悪循環が生じてしまいます。

本書では著者の小島先生の現地調査や貿易統計などを用いて説明されています。それを分かりやすく説明していこうと考えています。今後の国際経済や環境問題にどのようにアプローチしていくのかを考察していきます。

また経済学の知識や貿易の知識がなくても全く問題はありません。必要があれば補足説明という形で追記していきます。拙いものかもしれませんが。笑

また今回からの記事作成に当たって、マガジンを作成します!お気に入りコメント、またはフォローをお待ちしています!

新小樽少年

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