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ヒールを履けばいいじゃない

背が高いかと言われれば僕は平均くらいです。ミニモニには入れません(古い)

とは言え、おじさん的に言うと「最近の子はいいもん食べて発育がいいからのう〜」つまり、スタイルがいいのでヒールを履くと自分より背が高くなったりします。

昔、あまり背の高くない友人のKに初めて会った時、身長差10cm以上あるであろうデルモの女性を連れているのを見て「こいつはどんなテクとアソコを持っているんだ…」と地団駄を踏みました。しかし、素敵な女性を連れている男は最上級の優しさも持っていて「気にしないでヒールを履けよ。君は似合うからさ」と言いながら肩ではなく、腰を抱く姿を見てさらに僕は敗北感を覚えたものです。

僕も昔付き合っていた女性の中に身長が高い方がいました。ヒールを履くと確実に僕より背が高くなって、彼女は気にしてペタンコ靴を履いていたました。もちろん僕も、最上級の優しさを持っている男なので「気にしないでお履きなさい」と美輪明宏ばりの口調で言ったのでした。

て言うか、そもそもそこを気にしていたら付き合っていないし、背が高いってのは長所だと思うんです。僕らにしても、そんな女性を連れて歩く時は鼻高々だったりもするし。

だから、そんなことは気にしてないで、女性には好きな靴を履いていただきたい。身長を気にする男は、アソコも心も小さい付き合う価値のない男です。

だけど一つだけ。キスする時は僕からしたいから、少しだけ膝を曲げて待っててくれたら嬉しいな。

小説「鎗ヶ崎の交差点」

僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。