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良い体調で過ごせてますか?〜最高の体調 ACTIVE HEALTH/鈴木佑

(対象)
・なんとなく体調が良くない方
・体調を改善したいけど何から手をつけたら良いかわからない方
・体調を万全にしてパフォーマンスを上げたい方

こんな素晴らしい内容の本がunlimitedに加入しているとタダで読める。
良い時代になったものです。
著者の鈴木さんは健康界で知らない人はいないであろう「パレオな男」と言うブログの運営者。

昔から鬼のように健康関連情報を収集、発信を続けられている方。
エビデンスがないと納得できない自分のような人種にとっては、信頼している情報源の1つです。自分は鈴木さんのメルマガにまで登録しております・・w

で、そんな鈴木さんが健康についての知見をまとめてくれた本。
以前も一読したことがありますが、生活にどれだけ反映できているか、もっと日常生活で改善できることはないのかの2点の確認のため、再読しました。

概要、と言うより個人的な備忘録になりますが簡単にまとめてみます。

食事

・加工食品はなるべく避ける
・一日50g以上の発酵食品15g以上の食物繊維をとる
細かいことを言うとタンパク質や良質な油の摂取も重要ですが、ゼロからプラスにする前に、体調へのマイナス要因を排除することが大事。
で、体の期間の中で体調への影響が大きいのは腸。
消化して栄養を吸収するのは腸ですが、腸の状態が悪いと毒素も体内に放出されてしまう。これが、慢性炎症=体調不良の根本原因につながるというわけ。
だから、まず、その慢性炎症を抑えるべく、発酵食品で腸内の最近の種類・数を増やし、細菌のエサとなる食物繊維を投下して、元気にしましょうというシンプルな話です。
ちなみに、加工食品を避けるというのは腸内細菌に悪影響があるから。
食生活から完全に加工食品を抜き、発酵食品と食物繊維を規定量毎日摂るのにこだわりすぎると苦しい部分がありますが、まずはできる限りの範囲で取り組むと改善するはず。

自然

バイオフィリアなんて言葉もあるように、人間はやはり自然とは切っても切れぬ関係にあるようで、自然による健康への好影響も多大。
すごいのが、それが本物じゃなくデジタルな画像・音声でも効果があるということ。
まずは週一回、30分以上を目安に自然と触れ合う時間を持ちましょう。この時の自然は公園レベルでも効果あり。
観葉植物も良い影響が多いアイテムの一つで、机に置くだけで、肌荒れ、幸福度、集中力が増したとする研究結果もあるそう。すごいですね。

不安

昔の人たちも不安の感情は持っていたでしょうが、現代人が持つ不安とは時間感覚が大きく異なります。
端的に言うと、昔の人は今この瞬間の不安だけだったのが、現代は将来(未来)についての漠然とした不安がある、と言う点が大きく異なります。
言うまでもなく、過度な不安を長期間持ち続けることは心身共に悪影響を及ぼします。
では、不安にはどう対応すれば良いか?
それは、マインドフルネスと畏敬の念を持つことだそう。
マインドフルネスについては、言わずもがなですね。自分の考えなり雑念なりを客観的に見るための「自己観察する力」を磨くことで、不安に飲み込まれると言うことが少なくなります。
坐禅を組まなくても、家事運動食事といった日常の活動でも、しっかりとやっていることに全神経を集中させることで能力の伸長が図れます。

畏敬の念を持つにはわず感嘆や感動を覚えてしまうような自然、アート、人に積極的に触れると良いそう。

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