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コミュ力アップ究極の3ステップ
他人とのコミュニケーションが煩わしく感じることってありますよね。また、時には一人で生きた方が精神的に楽と考えることもあるかと思います。
しかし、人間は、人の間に生きて、はじめて「人間」としての成長を遂げます。
ひとりで生きている間はただの「人」であり、まだ「人間」としては、未成熟です。
私は、コミュ力を高めて、色んな人とコミュニケーションをとり、自分の人的なネットワークを広げることは大人の人間として成長していく上で大切なことだと思います。
では、私たちは、どうすればコミュ力を高めることができるのでしょうか。
話し上手ではなく、聞き上手になる
コミュニケーションで大事なのは、話し上手になることではなく、聞き上手になること。
聞き上手な人間は、質問上手。
質問には2種あります。
相手がイエス、ノーと答えられるクローズドクエスチョンと、相手が自分の考えや意見等を話すきっかけとなるオープンクエスチョン。
初対面の人とのコミュニケーション
コミュニケーションスキルには、ラポールという手法があります。ラポールとは、元はフランス語で「橋渡しをする」という意味です。
ラポールを築く目的は、コミュニケーションをとりたい相手の信用と共感を得ることで相手が話しやすい環境をつくり出すこと。
私の考える、初対面の方とラポールを築くベストの方法は、以下の通りです。
① 最初に他愛のない質問(クローズドクエスチョン)を相手にピッチする
自分「今日天気良いですね」→相手「そうですね」
② 次には、相手を「褒める」、「認める」、「労わる」のいすれかの言葉でアイスブレイク(緊張緩和)を狙う…
自分「そのシャツの色が春らしくていいですね」→相手「エッ?ありがとうございます」。
③ 最後に、オープンクエスチョンをピッチする
自分「ところで、今日これから何がはじまるのでしょうか?」→
相手「たぶん、この後にご挨拶があって、その後は、演奏会がはじまるのだと思います」
ここで重要なのが、アイスブレイク(緊張緩和)。いきなり、オープンクエスチョンを繰り出すと相手は、構えてしまい、緊張が緩むどころか、高まってしまいます。
初対面の人とのコミュニケーションは、クローズドクエスチョンとアイスブレイクで焦らずゆっくりと信頼関係を構築していくのがいいでしょう。
傾聴力でコミュ力アップ
コミュニケーション上手は、先述しました通り、話し上手ではなく、聞き上手。そもそも、自分の話したいことだけを一方的に話す人は、自分勝手であり、究極のコミュ障です。
傾聴力を高める上で、覚えておきたいコミュニケーションスキルは「聞く姿勢」と「傾聴力3大スキル」です。
聞き上手になるには、相手の話しを積極的に聞いているよ♪というアピールができるようになること。
目線は相手の目線の少し下に定め、時には相手と目を合わしながら、うなずきます。うなずきは、大袈裟なぐらいがちょうどいい。
そして、傾聴力3大コミュスキルは、オウム返し(バックトラッキング)、真似る(ミラーリング)、ペース合わせる(ペーシング)です。
相手の言葉を時々オウム返しする。
相手「仕事が大変で…」、自分「大変なんですね」。相手「この動画、面白いんですよ」、自分「エっ?!面白いんですか?」。
相手が楽しそうに話している時は、自分も笑顔で相手の話しを聞く。
相手が深刻な話しをしている時は、自分も深刻な様子で話しを聞く。
相手の話すスピードが早い場合は、自分も相手のスピードにあわせて早くしゃべる。逆もしかり。
私が考えるコミュ力アップ3ステップは、次の通りです。
1.オープンクエスチョン→アイスブレイク→クローズドクエスチョンで相手が話しやすい環境をつくりあげる
2. 相手と視線を合わして、時にはうなずくことで積極的に相手の話しを聞いているアピールをする
3. オウム返し、真似る、ペース合わせるという傾聴力3大スキルを活かして、更に相手から会話を引き出す
この3ステップを用いれば、初対面の方のみならず、仕事、友達、家庭でのコミュニケーション、人間関係を良好にできるのではないでしょうか。
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