まだ勝ちたいと思えている。
関東インカレに出場する。
今年は大学院生であることから男子3部でのエントリー。
国立競技場での開催となる。
5/20(金) 12時45分~ 男子3部 三段跳
5/21(土) 13時00分~ 男子3部 走幅跳
2年前
関東インカレに初出場。
10月開催で、8月にA標準を突破。正直、有頂天にはなっていた。
結果は二桁順位。話にならない。
台風だったことも、後輩が二人入賞していたことから言い訳にできない。
昨年
優勝を目指していた。
2日前まで大会は迫っていた。
新型コロナウイルスの影響で大学から出場の許可が下りなかった。
ご時世の影響で簡単に出場を断念せざる負えないほど弱い自分に苛立った。
これで学部での関東インカレは終了した。
今シーズン
大学院生となり、「後輩たちのために残すものは残す」そして「自分が得たい明確な結果を得る」ことを目的に掲げ、競技に励むことを誓った。
日中に練習できるのは月に2~3回程度。あとはほとんど夜に練習していた。
しかし、結果は空回り。
7mも14mも跳べない。
単に調子が悪いのか、技術が追い付いていないのか、それとも力が退化してしまったのか。
苦しくも悩んだ。
何より一番苦しかったのは、記録に悩む後輩に対して示しがつかなかったこと。
これでは後輩に残すものを残すどころか、頼られもしない。いわゆるお荷物になってしまうと。
表では明るく振る舞ったが、正直後輩たちへ手を貸せている気はしなかった。
頼るということ
同種目の後輩に動画を送り付け助言を気兼ねなくもらっていた日々。
同期から遠慮なく言われる指摘をスポンジのように吸収し、練習に励んでいた日々。
当たり前のようにやっていたから気づかなかったけど、私はこうやって人に頼ることで力を発揮するのだろうと再認識した。
どうしても殻に閉じこもり、結果で引っ張らなければならないと思い込んでいた自分にようやく気付けた。
自分が思っているより応援してくれている
三段跳のスパイクのことで悩みがあり、後輩に助言を求めた。
すると、後輩からは的確で率直な意見をくれた。これが本来あるべき姿だと思った。
そして、自分が殻にこもっている間に見落としていたが、たくさんの人が応援してくれていることに気づいた。
部では壮行会を開いていただき、自己ベストと目標記録を気にしてくれた後輩もいた。応援をしてもらっている。
そんな後輩たちのためにもこの関東インカレは全力で挑まなければならない。
まだ勝ちたいと思えている
「正直楽しいという感情はもうない」
理系大学院生になり、本音として出した言葉だ。
楽しいと思わなければ、勝ちたいという気持ちも薄まってしまったかもしれない。
それに、男子3部だから3本しかないし、主役は2部。
だから、正直本気で戦いたいという気持ちは生まれないかなと思った。
だが、周りからの支え、そして過去の戦歴、国立競技場で戦えること、いろんなことが組み合わさって、「勝ちたい」と心から思えている。
前半シーズンの一番の大舞台、全力を尽くしたいと思う。
※当日は関東学連のYouTubeチャンネルでライブ配信があります。
興味がある方は是非ご覧ください。
5/20(金) 12時45分~ 男子2部・3部 三段跳
5/21(土) 13時00分~ 男子2部・3部 走幅跳
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