
素麺の新しい食文化を発信する、「すがやの熟成ごち素麺」
国民的ブランド「揖保乃糸」を手掛ける菅哉物産
国民的なブランドである、「揖保乃糸」。兵庫県手延素麺共同組合による商標であり、私たちは組合に所属する企業の一つです。
組合が指定した数軒の熟練した製造者しかつくれない、揖保乃糸の高級シリーズである「特級」も製造する私たちが、「素麺の新しい愉しみ方を若い世代にも伝えたい」と思い、夏だけでなく四季を通して楽しめる新たな素麺の食文化の提案として生まれたのが、「すがやの熟成ごち素麺」です。
【すがやの熟成ごち素麺はwebショップ 山海庵でご購入いただけます】
すがやのごち素麺の特徴
素麺はとても繊細なため、短時間で強引に細く引き延ばそうとすると簡単に切れてしまいます。
そのため縒りをかけながら無理なく引き延ばし、熟成させた後、また再び延ばす必要があります。
私達がよく知っている揖保乃糸は、この「熟成」と「延ばし」の工程を繰り返し、人の手で、手間暇を惜しまず、製麺されます
また素麺は熟成の期間によって、新物(一年)、古物(二年)、大古物(三年)と分かれ、それぞれのどごしや歯ごたえ、つゆとの相性が変化します。
いくつかの麺種によってコシやのどごしが違い、好みによって食べ比べることができる揖保乃糸の中でも、「古物(二年)、大古物(三年)はつゆとの絡まり具合が抜群にいい」ということから、より熟成され洗練された素麺=熟成素麺と、麺種や熟成年数によって変化する「相性抜群のつゆ」とをセットで提案するのが、「すがやのごち素麺」の最大の特徴です。
時を愉しむ素麺
私たちの想いは、「素麺の調理工程」にも及んでいます。
ご自宅で素麺を召し上がる際には、簡易的につゆで召し上がるのが一般的かと思います。
しかし、わたしたちの「熟成素麺」と相性ピッタリの特製つゆは、色んな食材をトッピングできる幅も意識して、たくさんの試作つゆの中から用意しました。
麺を湯がくだけではなく、つゆを準備しトッピングを考える。
召し上がる前の「調理の時間」から、熟成麺を愉しんでいただくことを私たちは大切にしています。
ぜひゆっくりと丁寧にお楽しみください。
また今後は、皆様に素麺を召し上がる時間が愉しくなる様なレシピを、noteでも公開していく予定です。
ご期待ください。
オリジナルつゆは三種類
長年素麺を扱うプロが、食味テストを重ね、熟成素麺に合う独自のつゆを考案しました。
①魚醤つゆ
しゃぶしゃぶ風の食べ方にしたり、様々な調理方法に対応できる万能つゆ
②豆乳つゆ
洗練された素麺との絡みが抜群で冬野菜と美味しく召しあがれるつゆ
③ピリ辛ジンジャーつゆ
ピリッとした辛さと素麺との絡みが楽しめる、食べ応えのあるつゆ
いずれも、淡口醤油発祥の地であるたつの市の、創業220年の老舗である日本丸天醤油と共に開発しました。
私たちは新たな素麺の食文化を創造したい
「すがやの熟成ごち素麺」は2020年9月16日にリリースされ、リリース前には兵庫県の合同記者会見で取り上げられたり、中川政七商店のオンライン展示「大日本市」に出展したりと、少しずつ皆様の目に触れる機会が多くなってきております。
今後も皆様に、「今日は素麺でいいや」ではなく、「今日は素麺がいいね」と想っていただけるように、幅広く活動していきたいと考えています。
一人でも多くの方に、私たちが丁寧に作った素麺を①美味しく、②ヘルシーに、③手軽に食べていただけるような、新たな素麺の食文化を想像していきたいと思います。
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