見出し画像

国立文系のための社会科目解説

皆さんこんにちは!東大3年のねりすです!

今回のテーマは国立文系の社会の科目選択についてお話していきます!

多くの国立は一科目、共通テストも含めると二科目のところも多いでしょう。

さらに東大は二次試験も社会が二科目必要です。

そこで今回は日本史、世界史、地理、倫政を全てやってきた僕がそれぞれの科目について大学で役立つかも含めてお話していこうと思います!

日本史

まず、僕が好きだった科目から。(笑)

日本史は基本的に大きな流れ、特に諸外国との関係や、自国の統治システムを掴むことが重要であり、楽しい点です。

例えば、日本史を深く理解すると明治憲法と太平洋戦争との意外な関連や、江戸幕府の統治システムはどんなもので、なぜ崩壊したのかが説明できるようになるので、小学校や中学校で習ったことの「嘘」に気づけるかもしれません笑

逆に漢字は多いので、漢字が苦手ならしんどいと思います。

でも自分の国の歴史を深く学べるのはとても重要な機会だと思うので、選択を検討してみてはいかがでしょうか?

特に大学では日本史学以外でも、経済、法、医学などほぼすべての学部で日本の歴史の変遷は扱うので、大学に行ってからも汎用性はあります。

世界史

実は世界史は大学に入ってから学び直したのですが、世界史はおよそ、地域別でみる縦の軸世界を年代別で見る横の軸が重要な視点です。

この意見に関しては僕の周りの東大の友達も賛同してくれているので、信憑性はある程度あるかと思います笑

このようにダイナミックに世界とその歴史を捉えられるのは世界史の大きな楽しさだと思います。

逆に人名や地域は日本と関連がないものが多いため、はじめは苦労するかもしれません。

特に「学問」は基本的に西洋に端を発しているので、彼らの思想を学ぶことは哲学以外にも学問への根本姿勢として学ぶ意義は大きいと思います。

世界史を通して幅広い常識を学ぶことも出来るので、エリートとして知っておくべき科目です。

地理

どうせ農作物の暗記だろ?と思った方、大きな誤解をしています。

高校の地理は非常に範囲が広く、地形や気候を扱う地誌や、地域の特徴やその比較を行う系統地理に大別されます。

僕の経験から言うと世界の「今」がはっきりと見える科目です。

なぜあの地域は貧しいのか、なぜこの地域は雨が降らないのか、など今いる世界のなぜ?を非常に幅広く学べます。

残念ながら大学で「地理学」なるものはほとんどないのですが、データの見方や世界の捉え方など視野を広げてくれる科目なので、幅広い教養を身に付けたい人には是非オススメです!

倫理・政経

倫政は倫理と政治・経済に大別されます

まず倫理は多くの人の思想を学びます。例えば、カントやヘーゲルの他、儒家思想まで世界の思想学と言ってよいかもしれません。

これは大学の哲学科に行きたい人は是非学ぶべきです!

それ以外にも偉人たちの思想を学ぶことはかなり面白いですし、人生にも活かせる視点が見つかるかもしれません。

政治・経済は世界の政治・経済の歴史や今を学びます。

例えば、A国は大統領制か議院内閣制か、またどんな経済システムなのかなどが分かるので、ニュースの内容に強くなれるかもしれません。

いずれにせよ、大学以降でも積極的に使っていくような実学的な側面があります。

僕は最終的に東大を受けるにあたり、日本史と地理を選択したのですが、いま述べた通り、科目によって色んな面白さがあります。

もちろん点を取ることは重要ですが、是非自分にとって納得できる科目選択をして欲しいと思います。

次回は各科目の点の取りやすさの特徴についてお話していこうと思います。

次回もお楽しみに~

さて、論理的思考力を鍛える演習テキストを今だけに限り、3題無料配布しております!

さらに!今なら僕本人による電話等での直接解説や、受験・学習相談も受け付けております!!もちろん無料です!詳しくは

brj-0924@g.ecc.u-tokyo.ac.jpまでお気軽にご連絡ください!

皆さんの学習の一助としてお役に立てれば幸いです。

もし、この記事が少しでも役にたったと思えたら、「いいね!」や「シェア」で応援していただけると大変励みになります!

ではまた次回お会いしましょう!

#東大
#東大受験
#難関国立大
#逆転合格
#受験
#大学受験
#受験生
#勉強法
#勉強垢
#思考力
#発想の転換
#浪人界隈







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?