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学校に行きたくない君へ

★回避しましょう。回避は逃げでなく、戦術の1つです!★

ブログの更新が滞ってしまい、ごめんなさい。
最近仕事を辞めたので、就活しています。

そのため、ブログに手が出せませんでした。
音声配信はやるのにね。

今就活をやっていて、その中で思ったのが、働きたくても働けない人がいる。
意欲はあっても、働けない人が世の中にいるんだぁと。

このコロナ渦で倒産した会社がたくさんあり、
家族のために働きたいのに、仕事がなく働けない人がいます。

実際、僕が対応していた生徒のお父さんが会社の倒産に伴い、
収入が無くなったから塾に入れないというご家庭がありました。

勉強がしたくても出来ない人がいる。
こういったご家庭の事情で勉強出来ない人もいますが、
一方で、学校の人間関係の影響で学校に行けない人もいるなと。

それを思い出したら、勉強がしたいのに勉強が出来ない環境にあった
僕の中学・高校時代を思い出しました。

当時の僕は学校に友達がいなく、クラスでも浮いている存在。
本当に誰とも話さないで帰る日が頻繁にありました。

1時間目から6時間目まで誰ともしゃべらず、家に帰って喋ろうとすると
口がうまく動かなくなるんですよ。

毎日、生きた心地がしませんでした。
そんな状態だと、勉強なんかやっている場合じゃありませんでした。

勉強頑張りたいんだけど、頑張れなかった。

自分なりに頑張って勉強やっているんだけど、勉強以上に大変なことがあった。
だから勉強に集中出来なかった。

でも、怒られたくないから、最低限の宿題とか小テスト対策はやる。
だから成績は悪くはないんだけど、よくもない。

そんな状態の人に、果たして、受験勉強頑張れと言えるのだろうか?
と思いました。

なので、勉強するどころではない!
学校なんか行きたくない!今生きることが辛い!
という人に、

僕の経験談と、前を向けるためのアドバイスをみんなに伝えることが出来ればいいなと思って今回は書きます。

あなたは一人じゃないです。
僕がいます。

僕は中学・高校一貫の私立の学校に行っていました。
つまり、6年間同じ校舎で、周りの同級生は代わり映えのしないメンツでした(高校受験がなかったため)

僕は学生時代、なぜか同級生とそりが合わなかったため、
特に楽しかった記憶はないのですが、中でも中2~高3までが辛かったです。

今考えると、よく毎日学校にきちんと通ってたなぁ。
よく我慢できたと、大人になった自分でも思うくらい辛い時期でした。

当時は学校を休むことが悪いことだと思っていたので、休むとかサボるとかの勇気がありませんでした。だから通えたのかもしれませんね。

なぜ中2からなのかということですが、僕は中2の春サッカー部に入りました。

サッカーがずっと好きで、中1から入ろうと思っていたのですが、
練習がかなり厳しいということで、ビビッて中1のときは別の部活に入っていました。

今思えば、何で入ってしまったんだろうと後悔しています。
当時、サッカー部に仲の良い友人がいたため入部したのですが、
そいつは学校の問題児で、先生も手を焼いていた存在でした。

僕に対して特に害はなかったですし、趣味であるサッカーの話が出来る友人と思っていましたが、サッカー部に入ってから風向きが変わりました。

僕にボールが回って来ないところから始まりました。
部活で全く話しかけてもらえなくなって、ボールを意図的にぶつけられて、
遠征後の帰りの電車賃を取られたり・・・。

日を追うごとに、僕に対する態度が酷くなっていきました。
先輩や先生は助けてくれませんでした。

最初部活だけだったのが、クラスに広がり、
気づけば学年全体から無視されたり、酷い態度を取られるようになりました。

なんで俺が?

当時はなんでこうなったのかの理由がわからなかったため、
どうしようもできませんでしたし、自分のせいだと思っていました。

いろんな人に相談しましたが、

努力不足じゃないのか?
嫌って意思表示したのか?
そんなことで悩んでいるなんて、メンタル弱すぎだろ
顔がうざいからしょうがない
嫌なら死ねば?

なんて言われました。上記のは、本当に実際言われたことです。
僕は変に素直なため、こう言われたことを飲み込んで、すべて僕が悪いんだと思っていました。

そのため、自分を必要以上に精神的に追い込んでしまい、
年中体が重く、年中胃痛があり、ご飯が十分に食べられない状態
でした。

学校にいるときだけ、この症状が出ているのならよかったのですが、時間が経つにつれて、普通に外出しても、笑い声が聞こえたら、周りの人が自分をバカにしているんじゃないのかと思って怖くなったり、

人と話していても、「こいつキモイ」と思っているんじゃないかと思って
なんだか相手に申し訳なく思ったり。。。

自分という存在は無くてもいいんじゃないかと思っていました。

今考えれば、統合失調症だったと思います。
この状態が中2~高3まで続いたため、
高3のある日から満員電車に乗れなくなってしまいました。

確か受験会場に向かう電車の中でしたね。
急に息苦しくなり、動悸がして、体が落ちていくような感覚になりました。

この原因が最近まで全くわからなかったのですが、今から二年前に心療内科で「広場恐怖症」であると診断されました。

最後まで頑張って学校に通って、卒業して大学に行きましたが、
代償は大きかった
ですね。

大学に行けたとは言え、望んでいた大学ではありませんでした。
僕が当時志望していた大学に行った生徒が昨年度僕の担当にいましたが、
その生徒並みに勉強していませんでしたね。

いや、出来なかったというべきでしょうか。

勉強しようと思って机に向かうと、
実際言われていないのに、周りから悪口を言われているように聞こえたり、

明日学校に行っている自分を想像して嫌になったり、
大学に行っても、今と同じ状態が続くのではないかと思って落ち込んだり・・・

勉強以外のことで苦労していたため、ぶっちゃけ勉強どころじゃありませんでした。
とにかく毎日生きることに必死で、いっぱいいっぱいでした。

この記事を読んで、これよりも酷い辛い状態にある人、
これよりは酷くないけど、学校で辛い思いをしている人。
もしかしたら当時の僕と同じ立場にある人がいるかもしれません。

そういった、学校で辛い目にあっている人がいたら言いたいことがあります。
それは、


辛いなら回避しましょう


ということです。

このことに対して、「逃げるな!」と言う人がいると思います。
実際、僕も言われて辛かったです。

ですが、逃げてないですよ!
だって、辛いって感じていること自体、その辛いことに立ち向かっている証拠ですから!

回避は、辛いことに立ち向かう戦術の1つです。
逃げではありません。

だから、


逃げるのではなく、回避する


回避の具体的な内容ですが、
「学校を休む、転校する」
のが一番対策としてはいいと思いますが、

実際転校となると、いろいろ大変だと思うので、現実的ではないと思います。

僕も転校を考えましたが、転校先の学校でも同じ目にあったらどうしよう・・・
てか勉強出来ないから、行ける学校なんて無い・・・

と考えたので、僕は転校できませんでした。
なので、僕がしたのは「回避場所を新たに作る」ことでした。

回避場所とは、

自分をさらけ出せる場所であり、人間関係を新たに構築する場

です。
具体的に僕がしたことは、

・部活を変える
→僕の場合は、パソコン部に中1から入っていて、サッカー部に入っていたときは
休部していましたが、中2のサッカー部を辞めたときから復活しました。

同級生の仲がいい唯一の親友と、先輩たちと楽しく過ごせました。
本当に今でも感謝しています。

・学校以外の居場所を作る
→地域のフットサルクラブに入りました。僕以外は全員大人でしたが、
僕が子供ということもあり、かわいがってくれました。
活動は週末だったので、毎週末楽しみにしていました。

・塾に行く
→高3から予備校に通いましたが、学校よりもたくさんの友達が出来ました!
塾には学校の連中がいなかったため、一から人間関係を築くことが出来たのが大きかったのかな。

おかげで、僕をフラットに扱ってくれたため、仲良くなることが出来ました。
学校よりも塾に行くことが楽しくなったので、受験勉強がそんなに苦じゃありませんでした。

だから大学に行くことが出来たのかな。
今でも付き合いがあるくらいです。なぜかいいやつばかりなんですよね。

このように、学校(クラス)の以外の回避場所を作ることをオススメします!

おかげでパソコン部のメンバーとは未だに付き合いがありますし、
「あの時は大変だったけど、今があるからよかったね」なんて言われます。

あとは、ぜひ大学に行ってください!
勉強に集中出来ないという話をしておいて、こういうことを言うのはどうかと思うかもしれませんが、
大学に行けば、周りの人に対する印象がガラリと変わります

高校のときの同級生が同じ大学に行くから嫌だな・・・と思うかもしれませんが、大学はびっくりするくらい、高校のときの同級生と接することがないです!
というか、会う機会がほぼなくなります。

なぜかというと、それだけ大学は大きいので、会う方が奇跡に近いくらいです。
高校が本当に小さく思います。

僕が大学に行って思ったことは

きちんと話が通じる人がいる!
これだけいい人が世の中にいるんだ!
世界は広いな!
大学は大きい!
高校のときの同級生はなんであんなに話が通じなかったのか、変だったのか

間違いなく、大学に行って人生が好転しました!
あんな高校時代を送っていた僕が言うのですから、大学にはぜひ行ってほしいと思います!

だから、今はつらいかもしれませんが、
絶対にいずれ、「生きててよかった!」と思える日が来ます!絶対です。

僕はおかげで今奥さんと出会うことが出来ましたし、
たくさんの素晴らしい人と出会うことが出来ました。

もし、あの中学・高校時代で人生が終わっていたら、
こんなに素晴らしい人生を送ることが出来なかったはずです。

だからこそ、生きてください。
今が一生続くと思っていると思いますが、意外とその辛い時期は終わりを迎えます。

いじめられている方にも原因があると言う人がいますが、そんなことないです。
どんな理由であれ、いじめることはダメです。

かしこいあなたなら、その理由はわかると思います。
あなたは、そんなところでくすぶっている人間ではないです。

もっと輝ける場が他にあるはずですし、あなたを受けて入れてくれる人が絶対にいます!
だからこそ勇気を持って、新しい場所へ一歩踏み出してみてください!

僕のメールアドレスを公開します。
もし学校で悩んでいることがあれば、遠慮なく相談してください。
返信が遅れてしまうかもしれませんが、出来る限り早く返します。

誹謗中傷とかひどいことを言うのは無しにしてくださいね。
juken.mental.advisor.wacci@gmail.com

大学受験メンタルアドバイザー わっち

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