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保健室から  vol.35 「美味礼讃」

10月21日に配信しました。
話題は前回に続いて「免疫力」ですね。




保健室から  vol.35
「美味礼讃」

前回に続いて、免疫力について。
とにかく体のことですから、食事は大きく関係します。
では、どんなものを食べればよろしいのか?
お医者さんや管理栄養士さんのご意見によると、腸内環境を整えることが大切だとか。
腸内に善玉菌がいると免疫力がアップする。

そのために摂るべき食品は、まず、発酵食品。酵母や麹そのものが善玉菌です。
もともと日本食には発酵食品がいっぱい使われています。
味噌、醤油はもちろん、納豆、漬け物など。
へしこ、ふなずし、熟れずしなんかはちょっとマニアックかな?うまいぞ。
日本食ではないけれど、当然、ヨーグルトや乳酸菌飲料などもよろしい。

さて、善玉菌のエサになるのが糖質。といっても砂糖をバクバク摂取してはイカン。
お米をしっかり食べましょう。パンなどの小麦食品よりお米がいいらしい。
糖分として摂るならオリゴ糖。タマネギ、リンゴ、蜂蜜などに豊富に含まれています。
そして、菌とオリゴ糖の両方をふんだんに含んでいるのが甘酒。
「飲む点滴」とも言われる甘酒です。夏バテなんかいっぺんに吹き飛ぶほどの栄養価の高さ。
ところで、夏バテってなんですか?私、いっぺんもなったことがない。

体の細胞にダメージを与えるのが活性酸素で、こいつをやっつける抗酸化作用を持つ栄養素がビタミンです。野菜と果物ですね。豚肉なんかにも入っている。
体を温めてくれるのがショウガ。
キノコや海藻には食物繊維やミネラル分がたっぷり。

ということで、こういう食事がいいのかな?
朝は納豆かけご飯と、お漬け物少々、野菜や海藻たっぷりのお味噌汁。
そしてヨーグルトwith果物。
昼はお弁当。おかずには豚の生姜焼きなんかいいなあ。
デザートにリンゴやブドウが添えてあるとうれしい。
夜はキノコや野菜を入れた鍋なんかどうでしょう。肉や魚も入れると美味しい。

で、鍋をつつきながら、やっぱりびいる!
びいるも発酵食品だと思うんだが・・・。




新型コロナウイルス感染症に限らず、免疫力をしっかりと付けておくことは大切。
特に高校3年生なんか11月、12月は、
「目が開いている間はずっと勉強だ!」
みたいなことを言われるから大変な時期です。

ちょうど食欲の秋でもあるので、食べ物のお話をしました。
高校生向けの配信なんだけれど、私の記事には頻繁に「びいる」が登場する。
しまいには「びいるエッセイ」と呼ばれてしまいました。

主題は「びいる」ではなく「保健衛生」なんですが・・・

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