先日、1人で劇団四季の「ライオンキング」を観にいった時のこと。

事前にグッズをチェック。

バカでかいシンバのぬいぐるみがあった。

冒頭でシンバを抱えあげる時に使うようなやつ。

買おうか迷いつつ会場へ。

これを買って帰ったら面白いことは確定だ。

「週末、劇団四季の『ライオンキング』観てきたんだよね」

「そうなんだ」

「そんでグッズも買ったんだ」

「なに?」

「でっかいシンバのぬいぐるみ」

これでドン!とウケるだろう。

開演前はバタバタとして買えず、休憩時間に。

買うならここである。

身長190のアラサー男子が膝の上にシンバを抱えて観劇してたら、めちゃくちゃ面白い。

意を決してグッズ売り場へ。

思ったよりも人がいる。

後ろにどんどん並んでくる。

様子を見ているが誰もシンバを買わない。

そして僕の順番が。

結局、ハンドタオルだけ買って戻った。

面白さよりも人の目が気になったのである。

ため息をつきながら後半を観た。

売り場がわりと静かだったのがいけないのかもしれない。

もっとガヤガヤしてくれないと。

もう!せっかくネタになったのに。

そして次の日、アニメキャラのグッズが揃う原宿のKIDDY LANDへ。

「あたしンち」グッズが欲しかったのである。

売り場についた僕は、「母のBIGぬいぐるみ(28センチ)」を迷わず購入。

これは買えたんだよな…。

人の目とか気にならなかった。

結構いたのにである。

そもそもお目当てがそのぬいぐるみだったし。

この違いってなんなんだろう。

シンバだろうが、お母さんだろうが、デカいぬいぐるみを買うことは絶対面白いのに。

我ながら、とても不思議である。

とりあえず家に帰ってお母さんぬいぐるみを天に抱えあげてみた。

次回はシンバ買お。

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シンバを抱えあげたいなー。

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