映画館のポップコーン。

世の中の人に聞きたい。

「あの時、どんくらいポップコーン見てます?」と。

映画館でポップコーンを買う。

そして店員さんがカウンターにトンと置いた時に、何個か落ちる。

あの時のポップコーン、世の中の人はどの程度見るのだろうか。

「あっ、オレのポップコーンが…」と残念な気持ちになるのだが、

それを察されるのもイヤなので見ないフリをする。

ケチくさいやつだと思われたくないのだ。

実に難しい問題である。

世の中にはきっと、受け取る前にポップコーンが落ちたことでクレームを言うお客さんもいるのだろう。

僕の手に渡ってから落ちるのはいいのだが、そっちに所有権があるうちは頑張ってもらいたい。

しかし最近、その問題が解決した。

よく映画館に行く友人にこのことを相談したのである。

すると、彼はこう言った。

「落っこちたポップコーンは、そもそもお前のじゃない。あれは映画館側が『こんなにポップコーン山盛りで提供してるんですよ』っていう演出だと思え」と。

なるほどな!!

妙に納得した。

あれはもともと映画館側のポップコーンなのか。

なおかつ、何個か落ちるというのはエンターテイメントなのである。

いわば、ジョッキからビールの泡が溢れてるのと同じ仕組み。

「そう思うことにしな」と言ってくれた彼に感謝である。

「オレのポップコーン…」などと思うことがおこがましかったのだ。

落ちてしまったポップコーンを拾い、

店員さんの目を見ながら無言でパクっとしたい衝動はおさえたほうが良い。

これで解決した。

今度からは「おっ、エンタメしてんね!」という目をしていこう。

笑っちゃうかもしれないけれど。

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映画館ではチュロス食べます。

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3年くらいnoteやってますが、まだ誰からもサポートされたことないです!