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一人暮らし長男の手料理



息子作

長男が大学生一人暮らしを始めて一ヶ月余り。なんでも作れるようになったようです。「おいしそうでしょ〜」とたまに写真をおくってきたり、こちらから「今日は何食べてんの?」とカメラつないでみたり。

わたくし、28才で結婚するまで、家事を全くせずにきました。全く。結納が終わって、人生で初めて米を炊いたり、お味噌汁を作ったりした次第で。しかし間に合いませんでした。結婚後は母が宅急便で手料理を送ってきてくれていました。エビフライやトンカツは衣をつけて、一つずつラップをして冷凍して送ってきてくれました。揚げるときは電話を耳にあてながら、火加減を聞きながら。カメラをつなげる時代になるにはもう少し後のことです。今思うと不便だったなぁ。そして母は過保護だったなぁ。

主人が申し訳なさそうにしていたら、「こんな何もできない娘に育ててしまって申し訳ないので、できる限り償うわ〜」と母。毎週せっせと送ってくれていました。友達には羨ましがられるやら、呆れられるやら。

そんな私も、子どもができてからは人並みに料理ができるようになり、母からの宅急便も減っていきました。私は「自分のようにならないように」そして「できればたまに作ってくれるようになるかも」という下心を持ちつつ、息子には幼い頃から包丁を握らせてきました。一人暮らしで役立つことになろうとは。結果オーライ。

しかし、母は仕送りの少ない中でやりくりしている孫を見て、月に一回宅急便を送りはじめたようです。手料理やら牛肉やら果物つめて。娘にだったり、孫にだったり、かれこれ20年近く宅急便を送り続けている母。ヤマト運輸のアンバサダーに推薦したいと思います。





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とみちゃんにお花を供えさせていただきます。とみちゃんがほんまに好きなのはアイスと牛肉なんですが、それはお供えしにくいので、私が食べます。