【シンポジウム採録・後半】「 ハラスメント実態、労働環境適正化、日本映画のこれからを考える3
本当に深刻な被害の記述が・・・小西:ここからは、弁護士の視点・法的な観点による分析結果の報告です。新村先生、分析を通じてどんな御感想をお持ちになりましたか。
新村:私どもは、このアンケートのうち、自由記載欄の分析を担当しました。自由記載欄も、ハラスメント、適正化機関に対しての意見など4つあるんですが、まず私が驚いたのはその自由記載の多さですね。こういったアンケートでは自由記載は書かなくてもいいわけですが、多数の方が、たくさんのご意見を寄せられた。「みんな言いたいことがすごく