研究留学と切っても切れないお金の問題
この前Clubhouseで、
「女医の研究留学って実際どう?」というroomを開いた。
そこで、お金についての質問が出たので、そのことについて書いていこうと思う。
研究留学をする人は覚えておいて欲しい。
研究留学期間は、貧乏が友達だ!!
研究留学とは、大学病院のよく使う『自己研鑽』にあたる。
「別に行ってもいいけど、全部自分のためだからね。
だからその補助は出さないよ」というスタンス。
ここが会社の辞令で、駐在で海外に行くのと違うところだ。
留学先からサラリーが出たとしても、グラントがもらえたとしても、生活にめっちゃ余裕があるということはなかろう。
単身で行けば、まだマシ。
家族帯同で行くと、子供の人数が多ければ多いほどお金がかかる。
日本人がよく留学に行くエリア(ボストン、ニューヨーク、ベイエリア)は物価がとりあえず高い。家賃も外食も、子供の教育費もものすご高い。
Stanfordのあたりだと
・家賃は1 studioで30万超え
・ランチも食堂で全然美味しくなくても、最低1500円くらいする
・レストランに行ったら、いつもチップ20%払わないといけない
・デイケア(保育園のこと)は2歳以上と2歳以下で違うが、20万円以上はする
えー!?そんなにするの?
って思うでしょ?
そんなにするのよ。。
でも子供がキンダーガーデンに行く年(5歳)以上であれば、公立はタダ。
これはいいよね。
研究留学に行くなら、あらかじめ余りある貯金をしておくか、何かしらのグラントをもらっていくか、海外にいても何かしらお金を稼ぐ方法があった方がいい。
実際
という先輩もいた。
たとえサラリーが出たとしても、大学で研究をする人達に支払われるサラリーは低い(Stanfordは650万円くらい)。
有名な大学には、サラリーを払わずとも、サラリーが安くとも、うようよ人が集まってくる。
そもそも
何故、多くの人が留学に行きたいと思うのであろうか?
海外生活に昔から憧れがあり、留学に行ったら、英語が話せるようになれるかも、と期待?
(それ、昔の私のこと?笑)
でも「研究留学」とGoogle検索で打つと、結構上の方に「研究留学 失敗」と出てくることも忘れてはならない。
やはり経済的に苦しいことも理由の一つだ。
私の印象では
研究留学は、ちょっとアメリカ生活を味わえて、家族とゆっくり時間を過ごすことができた、というだけでは、失うお金がかなり大きいと思う。
しっかりと業績を上げれたら、ここは違ってくると思うので、研究先選びはとても大事になってくる。
ちょっと暗くなっちゃったね。
でも、ちゃんと現実を知って、それでも行きたいか、と考えるのは非常に大事!
次回は、奨学金の流れやJ1ビザ申請に必要な金額について書いていこうと思います。
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