節目で授業の感想を書いてもらうのもいいかも

教師として授業をしていると、自分の授業がどのように捉えられているのか不安になる時がある。

もちろん、離任する場合などには生徒から手紙などをもらうこともあり、その時に生徒の授業に対する感想を知ることもある。

ただ、時には、何かの節目(例えば、定期考査終わりや学期末など)で感想を書いてもらうのもいいのかもなと思う。

ただ、一つ絶対条件がある。
それは、生徒がネガティブなことを書いてきても、その生徒を目の敵にしたり、あからさまに冷たくしたりしないことだ。もちろん、度を超えた誹謗中傷や汚い言葉などは感想に書く言葉としてふさわしくないことを伝える場合もあるかもしれない。

もし、生徒からポジティブな感想をもらえたのなら、自分の授業に自信を持てることもある。
自信を持てることによって、授業に堂々と臨めるような自分をつくりあげていける。

また、時には厳しいことも書いてあるかもしれない。自分の心が弱まっている時などは、追い打ちをかけるかもしれないので、そのような場合は感想を書いてもらうことは控えた方がいいかもしれない。

さらに、自分が納得いくような授業ができている時に、時には生徒から「実はこういうところが気がかりだ」というような、自分の授業を客観的に見つめるキッカケとなるコメントもあったりする。

学期中盤などであれば、日々の業務で複数クラスの生徒にコメントを書く時間をとるのは難しいかもしれない。
しかし、もし、長期休暇前とかに感想を書いてもらうのなら、コメントを返してあげると生徒は喜ぶだろう。コメントを書いた甲斐があったなと思わせることもできる。

また、生徒にとっても自分が授業にどのように思っているのかということを、書き出して、客観的に自分の捉え方を見つめる機会にもなる。

ポジティブな気持ちであれば、授業に対する前向きな気持ちを改めて認識することができる。

感想を書いてもらう節目をしっかり見極めて、適切な時期に、生徒に感想を書いてもらうのもいいのかもしれない。

自分も改めて「授業の感想を書いてもらうこと」の効果を認識したい。



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