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【新卒教師向け】仕事の負担軽減方法

1⃣ 私の20代の教師生活の反省

 新卒教師の方々の負担を軽減したいと思っている。

できれば、新卒教師以外の先生方の負担も軽減したい。

それは、自分が20代の頃に生真面目に多くのものを自分で作り出そうとして疲弊したからだ。

学校に泊りがけで準備をしたり、休日も学校に来て作業をしたり、自腹を切って備品を買ったりなど、今思えばあまり良い働き方ではなかった。

もちろん、そのような経験を通して得た力もあるだろうが、もっと上手くできた気もする。

そして20代の頃のしわ寄せが、30代になった時にやってきたと感じている。

今までの働き方が体力的に乗り越えられなくなったり、プライベートの時間があまりとれないような生活習慣になっていたり、今までのやり方で上手くいかなくなり精神的に参ってしまい適応障害になってしまったりと、様々な面で行き詰まりを感じた。

全国の教員の中には、このようなことから鬱になったり、病休になったり、と人生にも影響を与えるような事態もあるだろう。

そうなってほしくないという想いも、このnoteを書く理由の一つでもある。

2⃣ 教師の負担軽減の肝は「シェア(共有)」

 そこで、教師の負担軽減の肝は「シェア(共有)」することだと思っている。

今、仕事が大変だと思っている人は、まず目の前の仕事について、学校の共有サーバーから、過年度のファイルを探して活用できないかをチェックしよう。

もしなくても、誰かがデータの場所を知っていたり、持っていたりするかもしれない。何人かの同僚にも尋ねてみよう。

また、授業も学級経営も新卒であれば、先輩教師からデータをお願いしてシェアさせてもらおう。きっと学びにもなるだろう。

もし、データがもらえないなら、地域の教師のサークルなどに参加して共有させてもらってもいいと思う。

そうやって、仕事をシェアすることによって、新卒の先生たちも余裕が生まれて、生徒たちとの時間が増えたり、先輩教師の授業を見に行く時間が増えたり、自分の仕事を俯瞰してみることもできるようになる。

ぜひ、シェアをしていこう。

2⃣ 私の課題意識

 このシェアということについては、私はもっと大きなネットワークを全国規模の課題として、もっと便利にシェアできるように整備していくべきだと思う。そうすれば、全国の教師と生徒にとっても良いと思う。

私もそのことについて、いずれ執筆したいと思っている。

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