妊婦×ベビーカー×バス=無理ゲーだった話
先日、どうしても娘のちびちーを連れてバスに乗らなくてはいけない案件があった。
妊娠8カ月の私は先週の妊婦健診で「切迫早産の兆候あり」ということで、服薬していて、上に子どもがいるから難しいけどなるべく安静にという指示が出ている。
そんな状況なので、ちびちーを抱っこでバスに乗るわけにはいかず、かといってちびちーに全行程を歩いてもらうのもまだ1歳過ぎだし、ベビーカーでバスに乗る選択をした。
が、もう本当に試練の連続で。もう一生ベビーカーでバスに乗るもんかって思っている。しんどかった。つらかった。たいへんだった。無理ゲーだった。
まず、ベビーカーでバスに乗るには、ちびちー(10キロ)が乗ったベビーカーを持ち上げて乗車しなくてはならなかった。電車みたいに、多少隙間があるけど、ベビーカーの前輪だけ持ち上げて「よっこいしょ」すれば大丈夫なんてかわいいものじゃない。完全に持ち上げないと乗れなかった。それも、妊娠8カ月、切迫早産兆候のある体で。後ろに並んでいる人に手間取っていることに対してひたすら頭を下げながら、四苦八苦してベビーカーをバスに乗せた。
次にも試練があった。
バスの車内にはベビーカーを固定できる座席が2つあった。私はそのことについて事前に調べておいたから、まあどちらかには座ってちびちーのベビーカーを固定できるだろうと思ってた。楽観的すぎた。
残念ながらその時はベビーカーを固定できる席は空いてなくて(他の席は空いていたけど)、ベビーカーでバスに乗った私は利用することができなかった。泣く泣くベビーカーは固定することはできず、目的地まで向かうこととなった。
今まで何度もバスに乗ってきたけど、この日はひたすら事故が起きないように心から祈り、目的地までとっても長く感じた。
そして、最後の試練。
ベビーカーでバスから降りる時もベビーカーを完全に持ち上げなくてはならなかった。乗る時もちびちーを乗せたベビーカーを持ち上げたためか、お腹はパンパンに張っていた。でも、自力で持ち上げてバスを降りる他に選択肢はなかった。
目的地に着くまでにこんなに疲弊して、私は大丈夫なのかと心配になった。バスの中でちびちーが機嫌よく、かつ、おとなしく、お気に入りのぬいぐるみで遊んでいてくれたことが何よりの救いだった。
妊娠前からお腹が目立ってくる妊娠中期までは、バスに乗る時は必ず抱っこ紐で乗車していた。ベビーカーが迷惑をかける可能性もあるし、双子ベビーカーの乗車拒否の話も耳にしたことがあったから。
けど、妊娠後期にもなるともう抱っこ紐は無理で。今回の件を踏まえると、妊娠中はベビーカーでバスにはもう乗れないだろうなぁ。
まだ歩くこともままならない1歳児を連れて、妊娠後期の私は何を選択すればよかったのだろうか。ぐるぐる考えてしまう。もっとバスが乗り降りしやすいと嬉しいなぁ。
そんなことを考える寒い日の朝。
今日もいい1日になりますように。
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